運行管理者(貨物)の過去問
令和元年度 第1回
実務上の知識及び能力 問47

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問題

令和元年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問47 (訂正依頼・報告はこちら)

交通事故及び緊急事態が発生した場合における事業用自動車の運行管理者又は運転者の措置に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

運転者は、中型トラックで高速道路を走行中、大地震が発生したのに気づき当該トラックを路側帯に停車させ様子を見ていた。この地震により高速道路の車両通行が困難となったので、当該運転者は、運行管理者に連絡したうえで、エンジンキーを持ってドアをロックして当該トラックを置いて避難した。
  • 不適

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

大地震などが起こり、やむを得ずその場から、自動車を置いて

避難する場合は、エンジンを止め、エンジンキーをつけたままで

ドアロックせずにその場を離れます。

これは運転者が不在でも、第三者が車を移動させられるためです。

本文では、エンジンキーを持ってドアをロックして当該トラックを

置いて避難していますので、不適切な行動となります。

よって、正解は2となります。

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02

②不適が解答となります。

運転者は、中型トラックで高速道路を走行中、大地震が発生したのに気づき当該トラックを路側帯に停車させ様子を見ていた。この地震により高速道路の車両通行が困難となったので、当該運転者は、運行管理者に連絡したうえで、エンジンキーを持ってドアをロックして当該トラックを置いて避難した。

青字部分が誤りとなります。

地震等で車を停めて離れる際は、車をロックしてはいけません。

車を動かす必要がある際にはスムーズに対応ができるようにします。

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03

大地震が発生した時に運転者が取るべき措置についての問題です。

選択肢1. 適

誤りです。

運転者は、中型トラックで高速道路を走行中、大地震が発生したのに気づき当該トラックを路側帯に停車させ様子を見ていた。

この地震により高速道路の車両通行が困難となったので、当該運転者は、運行管理者に連絡したうえで、

エンジンキーを持ってドアをロックして当該トラックを置いて避難した。

交通の方法に関する教則では次のように定められています。

車をおいて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動しておくこと。

やむを得ず道路上において避難するときは、道路の左側に寄せて駐車し、

エンジンを止めエンジンキーは付けたままとし、窓を閉めドアはロックしないで下さい。

とありますので、記述は誤りとなります。

選択肢2. 不適

正解です。

エンジンキーを持ってドアをロックすることが不適切と言えます。

まとめ

地震の時に避難するときはエンジンキーは付けたままとするのはもはや一般的かもしれません。

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