運行管理者(貨物)の過去問 令和2年度 第1回 労働基準法関係 問28
この過去問の解説 (3件)
違反している事項は「当該 5 週間のすべての日を特定日とした 2 日を平均した 1 日当たりの運転時間」です。
正しいです。
1日の最大拘束時間は16時間ですので、表中ではすべて時間内に
収まっています。
誤りです。
2日間の平均運転時間は9時間となっているので、隣り合う日付と
運転時間の平均を算出してみます。
すると、8日-9日の平均が9.5時間、9日-10日の平均が9.5時間と
9時間を超えてしまい、違反となってしまいます。
正しいです。
2週間を平均した1週間の運転時間は44時間と定められています。
1週目-2週目の平均は44時間、3週目-4週目の平均は44時間と
どちらも規定内に収まっていますので、違反とはなりません。
正しいです。
1日の拘束時間が15時間を超えるのは1週間に2回以内であれば
大丈夫です。
表中を見ると、第3週目に1日だけ16時間拘束の日がありますが、
規定内に収まっています。
正解 当該 5 週間のすべての日を特定日とした 2 日を平均した 1 日当たりの運転時間
正しい
1日の最大拘束時間=16時間を超える日があるか確認します。
誤り
すべての日を特定日とした 2 日を平均した 1 日当たりの運転時間が9時間を超える日があるかを確認します。
8日(9時間)と9日(10時間)→19時間÷2=9.5時間(2日を平均した1日当たりの運転時間)
9日(10時間)と10日(9時間)→19時間÷2=9.5時間(2日を平均した1日当たりの運転時間)
両方とも、9時間を超えている為、違反となります。
正しい
2 週間を平均した 1 週間当たりの運転時間は、44時間以内です。
1週目(43時間)と2週目(45時間)→88時間÷2=44時間
3週目(44時間)と4週目(44時間)→88時間÷2=44時間
よって、違反する勤務はないので正しいです。
正しい
1 日についての拘束時間は、15時間を超える回数が1週間に2回までです。
1日最大拘束16時間までの延長が可能ですので、違反する勤務はなく、正しいです。
運転時間や拘束時間。
これまでに関連した問題が何度か出てきたと思います。
覚えておくと関連問題がすべて攻略できるかと思います。
誤りです。
最大拘束時間は16時間です。
勤務表をざっと見て16以上の数字があるかどうかだけです。
この場合はありませんので違反していません。
正しい。
すべての日を特定日とした2日を平均した1日あたりの運転時間は9時間を超えないこと。
9日を特定日とすると8日と9日の2日間平均は9.5時間
そして9日と10日での2日間平均は9.5時間と1日当たりの運転時間は9時間を超えています。
よって、1日あたりの運転時間に違反していると言えます。
誤りです。
「1日を起算日とし、2週間を平均」とありますから、
第1週と第2週、そして第3週と第4週それぞれ2週間の平均値をここでは言います。
そのことから計算しますと
第1週と第2週は43+45÷2=44時間
第3週と第4週は44+44÷2=44時間
2週間を平均とした1週間あたりの運転時間は44時間以内とされていますので
ここでは違反をしていません。
誤りです。
15時間を超える回数は1週間に2日までとされています。
15時間を超えるとあることから15時間は含まれません。
よって15時間を超える週は第3週の1回となります。
違反はしていないということになります。
2日間平均の運転時間を問われた時は
10時間を超えた日を探すのが手っ取り早いです。
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