運行管理者(貨物)の過去問
令和2年度 第2回
貨物自動車運送事業法関係 問2
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問題
令和2年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 貨物自動車運送事業法関係 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、貨物自動車運送事業の運行管理者の行わなければならない業務として誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
- 運転者に対して、法令の規定により点呼を行い、報告を求め、確認を行い、及び指示をしたときは、運転者ごとに点呼を行った旨、報告、確認及び指示の内容並びに法令で定める所定の事項を記録し、かつ、その記録を1年間保存すること。
- 事業用自動車に係る事故が発生した場合には、法令の規定により「事故の発生場所」等の所定の事項を記録し、及びその記録を3年間保存すること。
- 事業用自動車に備えられた非常信号用具及び消火器の取扱いについて、当該事業用自動車の乗務員に対する適切な指導を行うこと。
- 休憩又は睡眠のための時間及び勤務が終了した後の休息のための時間が十分に確保されるように、国土交通大臣が告示で定める基準に従って、運転者の勤務時間及び乗務時間を定め、当該運転者にこれらを遵守させること。
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この過去問の解説 (3件)
01
④が解答となります。
1 .運転者に対して、法令の規定により点呼を行い、報告を求め、確認を行い、及び指示をしたときは、運転者ごとに点呼を行った旨、報告、確認及び指示の内容並びに法令で定める所定の事項を記録し、かつ、その記録を1年間保存すること。
→正しいです。
点呼記録簿は1年間の保存期間となります。
2 .事業用自動車に係る事故が発生した場合には、法令の規定により「事故の発生場所」等の所定の事項を記録し、及びその記録を3年間保存すること。
→正しいです。
事故の記録は3年間の保存期間となります。
3 .事業用自動車に備えられた非常信号用具及び消火器の取扱いについて、当該事業用自動車の乗務員に対する適切な指導を行うこと。
→正しいです。
自動車に備え付けられている機器は適切に使えるようにします。
4 .休憩又は睡眠のための時間及び勤務が終了した後の休息のための時間が十分に確保されるように、国土交通大臣が告示で定める基準に従って、運転者の勤務時間及び乗務時間を定め、当該運転者にこれらを遵守させること。
→誤りです。
こちらは運行管理者ではなく事業者(=会社)が決めることとなります。
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02
事業主と運行管理者の業務については、一覧などで比較してください。特に、事業主の業務のうち、運行管理者の業務になっていないものを中心に覚えると良いです。
1.正
事業主と運行管理者の業務になります。
2.正
事業主と運行管理者の業務になります。
ちなみに、事故の記録と保存には物損事故も対象です。
3.正
事業主と運行管理者の業務になります。
4.誤
事業主の業務であり、運行管理者の業務ではありません。
ちなみに、運行管理者は、乗務割の作成に関することが業務になります。
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03
誤りを1つ選択肢から選びます。
逆に他の3つは正解となりますので、それをここで覚えておきましょう。
正しい。
運転者に対して、法令の規定により点呼を行い、報告を求め、確認を行い、及び指示をしたときは
運転者ごとに点呼を行った旨、報告、確認及び指示の内容並びに法令で定める所定の事項を記録し
かつ、その記録を1年間保存すること。
点呼の記録は1年間保存です。
正しい。
事業用自動車に係る事故が発生した場合には、法令の規定により
「事故の発生場所」等の所定の事項を記録し、及びその記録を3年間保存すること。
事故の記録は3年間保存です。
正しい。
普通に読んで間違った要素が見当たりません
よって正しい指導です。
誤りです。
休憩又は睡眠のための時間及び勤務が終了した後の
休息のための時間が十分に確保されるように、
国土交通大臣が告示で定める基準に従って、
運転者の勤務時間及び乗務時間を定め、
当該運転者にこれらを遵守させること。
赤文字を読んでいただけるとおわかりいただけることと思います。
本文は運行管理者ではなく事業者の業務です。
基本的にに告示・策定・お金のかかることは事業者の業務となります。
間違えた選択肢以外3つの選択肢は正しい知識として覚えておきましょう。
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