漢検の過去問 | 予想問題
準2級
問259

正解は、4番の「こかつ」です。

「渇」という字は、[水]と[曷]で構成されます。

音符の[曷]は、一方が相手を制止している二人のひとをあらわす形成文字です。

かわく、むさぼるや、「渇水(かっすい)」のようにのどがかわく、という意味を持ちます。

また、「渇望(かつぼう)」という熟語があり、
水以外のものごとに対しての強い欲求という意で用いられます。
意味は、のどがかわいた時に水を求めるように、
心の底から望む、ということです。

枯れるという意味で使われる枯という字は、右側が古という字です。
この古の音読みも、「コ」で枯と同じ読みですね。

４つのうち３つが渇を「かつ」と読んでいるのでこれはわかりやすいと思います。

正解は4番です。

「こかつ」と読みます。
枯渇とは「欠乏すること」です。

「渇」の字はその他、
かわ(く)、むさぼ(る)
の読み方があります。