正解は、1番の「すかんぴん」です。
何ももたない、貧しく質素、という意味です。
「素寒貧」の語源は、石徳林(せきとくりん)という
三国志に登場する人物からきています。
石徳林は、世間とのつながりを断ち、
隠者のような質素な生活をしていたと言われ、
人々から「寒貧(かんぴん)」と呼ばれていました。
日本で江戸時代、素っぴん(すっぴん)や、素っとんきょう、など、
何もない、そのまま、という意味で頭に「素」の字
を付ける言葉がよく用いられたことより、
「素寒貧(すかんぴん)」という言葉が使われるようになりました。