正解は、4番の「はっと」です。
「法」の正字は、「灋」と書き、
けものを枠を組まれた水に流し閉じこめたようすをあらわします。
閉じこめられた範囲では自由ですが、
枠の外に出ることは禁じられた、という意より、
規則、決まり、のっとる、などの意味を持ちます。
また、江戸時代に「武家諸法度(ぶけしょはっと)」という、
武家を管理支配するために定められた法令があり、
禁止事項が多く含まれていたことから、
「おかしてはならない決まりごと」という意味で、
「御法度(ごはっと)」という言葉が用いられるようになりました。