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管理栄養士の過去問 第27回 臨床栄養学 問150

問題

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褥瘡に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
糖尿病は、悪化の要因となる。
   2 .
瘡部からたんぱく質が漏出する時期は、低たんぱく質食とする。
   3 .
水分制限は、褥瘡を改善させる。
   4 .
重症度は、チャイルド分類を用いる。
   5 .
栄養状態の低下は、発症の外的要因である。
( 第27回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問150 )
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この過去問の解説 (3件)

6
◎褥瘡
・尋常性褥瘡…高齢者などが寝たきりなどにより体圧が皮膚表面の同じ部分に長時間にわたって継続してかかるため、皮下の毛細血管が圧迫され血液が流れなくなり虚血状態となり、壊死におちいることにより発症します。
・突発性褥瘡…自立している健康な人が事故などにより入院した際に発生するものです。栄養状態も悪くないことが多いので治癒しやすくなっています。

1. 糖尿病では血流が悪化や免疫力の低下が起こるので褥瘡の原因となります。よって正となります。

2. 褥瘡表面からたんぱく質が漏出する際は、たんぱく質を十分に摂取する必要があるので誤となります。

3. 水分制限は褥瘡を悪化させるおそれがあるので、十分に摂取する必要があります。よって誤となります。

4. チャイルド分類は、肝硬変の重症度を判定する指標なので誤となります。

5. 栄養状態の低下は、内的要因であるので誤となります。

よって正解は、1. となります。

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3
正解は 1 です。

臨床栄養学/疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題です。

1:文章の通りです。糖尿病や腎不全は褥瘡の悪化要因となります。

2:褥瘡面から多量にたんぱく質が喪失してしまうので、たんぱく質の必要量は増加します。

3:水分制限は褥瘡を悪化させます。25ml/kg標準体重/日を目標量とします。

4:重症度を評価する方法にはDESIGN-Rや、NPUAP、EPUAPがあり、日本ではDESIGN-Rが用いられています。

5:栄養状態の不良は褥瘡を悪化させる内的要因です。

2
正解は 1 です。

1:糖尿病は、皮膚への血流悪化や免疫機能の低下などにより、褥瘡悪化の要因となります。

2:瘡部からたんぱく質が漏出する時期は、十分なたんぱく質摂取を必要とします。

3:褥瘡がある場合、たんぱく質漏出により、体たんぱく質の働きである水分保持力も低下するため、水分不足に注意する必要があります。
褥瘡を改善させるためには、十分な水分摂取も必要です。

4:チャイルド分類は、肝硬変の重症度を判定する指標です。

5:栄養状態の低下は、発症の内的要因です。

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