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管理栄養士の過去問 第25回 臨床栄養学 問126

問題

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経腸栄養を実施する場合の注意点に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。

  a 空腸瘻からの成分栄養剤の投与は、持続注入とする。
  b 誤嚥性肺炎を予防するためには、上半身を挙上して投与する。
  c 4週間を越える長期経腸栄養の場合には、経鼻投与とする。
  d 半消化態経腸栄養剤は、投与開始時には2倍に希釈する。
   1 .
aとb
   2 .
bとc
   3 .
cとd
   4 .
aとc
   5 .
aとd
( 第25回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問126 )
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この過去問の解説 (3件)

13
a正解です。
空腸瘻からの成分栄養剤は、食道や十二指腸などの上部消化管が障害されていて、導入されることが多いため下痢予防のためゆっくりと持続投与にします。

b正解です。胃からの逆流を防ぐため上半身を起こしたセミファーラー位やファーラー位とします。

c長期の経鼻投与は、患者にチューブの留置による違和感があるため好ましくありません。長期経腸栄養の場合は胃瘻や空腸瘻の増設を検討します。

d半消化態栄養剤は、希釈せずにそのまま用います。経腸栄養剤は、基本的にそのまま用います。

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7
◎経腸栄養法とは、チューブを使用する経管栄養法で、カテーテルを口や鼻、手術により胃や腸に挿入して栄養液を注入する方法です。

a. 成分栄養剤は浸透圧が高く、下痢などの合併症を伴う場合があるので、空腸瘻からの成分栄養剤の投与は、少量を持続注入します。よって正となります。

b. 誤嚥性肺炎を予防するためには、体位に注意することが必要で、胃からの逆流時を予防できるため正となります。

c. 経鼻経路を使用するのは、4~6週間以下で終了すると予測される場合ですので誤となります。4~6週間を超える長期使用が可能なのは胃瘻、腸瘻となります。

d. 半消化態経腸栄養剤は、希釈する必要はないので誤となります。

よって正解は、1.aとb となります。

3
a.空腸瘻から成分栄養剤を投与するときは、持続注入します。
正しい答えです。

b.誤嚥性肺炎を予防するためには、上半身を起こして投与します。
正しい答えです。

c.4週間を越える長期経腸栄養では、胃瘻、腸瘻投与とします。

d.半消化態経腸栄養剤は、投与開始時には必ずしも希釈する必要はありません。
希釈を行うことにより、細菌感染する確率が高くなります。

上記より、正しい選択肢の組合せは、aとbで1番が正しい答えです。

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