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管理栄養士の過去問 第25回 給食経営管理論 問185

問題

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カフェテリア方式で運営している学生食堂において、損益分岐点分析から検討する項目である。正しいものの組合せはどれか。

  a 利用者に人気があるメニューの売上高
  b 食材料費の原価の引き下げの実施の有無
  c 利用者1人当たりの購入額の設定
  d 使用金額の多い食材料の購入方法
   1 .
bとc
   2 .
aとd
   3 .
aとc
   4 .
cとd
   5 .
aとb
( 第25回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問185 )
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この過去問の解説 (3件)

9
◎損益分岐点…売上高から変動費(商品、原材料費、販売費用など)を差し引いた利益を限界利益と言い、限界利益から固定費(人件費、賃貸料、支払利息、税の一部など)を差し引いたものを利益と言います。損益分岐点とは、限界利益と固定費が同額となり損益がゼロとなる点のことを指します。損益分岐点分析では損益分岐点を低くするための対策を検討します。

a. 利用者に人気があるメニューの売上高は、損益分岐点分析には必要がないので誤となります。ABC分析になります。

b. 食材料費の原価を引き下げることで、限界利益が大きくなり利益も大きくなるので正となります。

c. 学生食堂では利用者の変動が小さく、客数を増やすことは難しく、1人当たりの購入額を見直すことは必要であるので正となります。

d. ABC分析にあたり、使用金額の多い食材量の購入方法だけでなくすべての食材量の購入方法を検討すべきであるので誤となります。

よって正解は、1. bとc となります。

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4
損益分岐点とは、売上高が総費用と同じ金額になって利益も損失も出ない点のことで、損益分岐点を超えると利益が出ている状態、超えていないと損失が出ている状態ということです。
損益分岐点を極力下げて、それを上回る方が良いということになるので、経営管理をしていくうえでは、損益分岐点を下げることが重要ということになります。

a.利用者に人気があるメニューの売上高は、損益分岐点の分析とは関連がありません。

b.食材料費の原価の引き下げの実施の有無については、変動費を下げることにつながるので、結果的に損益分岐点の分析から検討すべき項目といえます。

c.利用者1人あたりの購入額の設定を考えることで、売上高の変化につながるので、損益分岐点の分析から検討すべき項目だといえます。

d.使用金額の多い食材料の購入方法は、損益分岐点の分析とは関連がありません。

上記より、正しい答えの組合せは、1番のbとcです。

0
a.利用者に人気があるメニューの売上高は、必要な情報ではありません。

d.使用金額の多い食材量の購入方法は、全体の食材料費を表していないので不十分です。

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