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管理栄養士の過去問 第24回 公衆栄養学 問152

問題

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社会調査法に用いられる統制観察に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。

  a 観察者が直接、対象集団の生活に加わり調査する。
  b 観察者は部外者として参観により調査する。
  c 特定の要因間の関係を純粋に取り出す方法である。
  d 調査結果の定量化が可能な方法である。
   1 .
aとd
   2 .
cとd
   3 .
aとb
   4 .
bとc
   5 .
aとc
( 第24回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問152 )
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この過去問の解説 (3件)

3
データ収集技法における観察法は、統制観察と非統制観察に大別されます。さらに非統制観察は参与的観察と非参与的観察にわけられます。統制観察とは、目的達成のために統制された条件のもと観察を行う方法です。

a. 観察方法などが厳密に統制されているため、実験室内など環境が整った場所で対象者を観察します。観察者が対象集団の生活に加わり調査する観察法は、非統制観察のうちの参与的観察です。

b. 観察者が部外者として参観により調査する観察法は、非統制観察のうちの非参与的観察です。

c. 正解です。目的や条件が明確なので、特定の要因間の関係を純粋に取り出すことができます。

d. 正解です。目的や条件が明確なので、結果の定量化が可能です。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
社会調査法の中の観察法は対象を全体的に捉える手法で、①‐A統制観察と①‐B非統制観察、②‐A参与観察と②‐B非参与観察に区分されます。


①‐A 統制観察とは決めた観察用法や調査内容に従って観察する方法です。これはあらかじめ条件を定め、目的がある手法なので結果の定量化が可能で、要因間の因果関係をみることができます。

①‐B 非統制観察とは観察方法や調査内容を統制せず自然な状況で観察する方法です。

②‐A 参与観察とは対象集団に観察者が入り込んで観察する方法です。

②‐B 非参与観察とは観察者が対象集団の外部から観察する方法です。


【解説】
a 観察者が直接、対象集団に加わり調査するのは②‐Aの参与観察です。

b 観察者が外部者として参観により調査するのは②‐Bの非参与観察です。

0
正解は 2 です。

公衆栄養学/公衆栄養マネジメントからの出題です。

社会調査法の統制観察は、計画や方針に背負って統制された条件のもとで観察を行います。
そのため、要因間の関係を明らかにすることが可能で、結果を定量化することができる方法です。
以上よりcとdが正しい記載とわかり、正解は 2 となります。

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