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管理栄養士の過去問 第24回 公衆栄養学 問159

問題

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「標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)」による評価に関する組合せである。正しいのはどれか。
   1 .
施設・設備の状況  --------  アウトプット(事業実施量)評価
   2 .
実施回数  --------------  ストラクチャー(構造)評価
   3 .
健診データの改善  -------  アウトプット(事業実施量)評価
   4 .
健診・保健指導実施者の研修  -------  プロセス(過程)評価
   5 .
実施体制  --------------  プロセス(過程)評価
( 第24回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問159 )
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この過去問の解説 (5件)

6
健診・保健指導プログラムの評価には以下のものがあります。

・ストラクチャー(構造)評価
実施の仕組みや体制を評価します。
例)従事する職員数、予算、設備状況、連携体制、社会資源の活用状況など

・プロセス(過程)評価
活動過程の状況や目標達成に向けた過程を評価します。
例)保健指導の実施過程、指導手段や保健指導実施者の態度、対象者の満足度など

・アウトプット(事業実施量)評価
事業実施の結果を評価します。
例)受診率、保健指導の実施率や継続率など

・アウトカム(結果)評価があります。
目標の達成度や成果の数値目標を評価します。
例)検査結果の変化、医療費の変化、指導前後のリスクの変化など

健診・保健指導の成果は最終的にはアウトカム(結果)評価にて評価されますが、問題点は結果のみでは分かりにくく、フィードバックして改善点を見つけるためにはその過程(プロセス)や構造(ストラクチャー)を見直す必要があります。
また最終目標を評価する結果(アウトカム)評価については評価するのに時間を要するため、事業実施量(アウトプット)評価にて評価を行うこともあります。

1 施設・設備の状況はストラクチャー(構造)評価です。

2 実施回数はアウトプット(事業実施量)評価です。

3 健診データの改善はアウトカム(結果)評価です。

4 ○

5 実施体制はストラクチャー(構造)評価です。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正解は4。

「標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)」における評価は、次の4つにわけられます。

①ストラクチャー(構造)評価
保健事業を実施するための仕組みや体制を評価するもの。
例:保健指導に従事する職員の体制(職種・職員数・職員の資質等)、実施に係る予算、施設・設備の状況、他機関との連携体制、社会資源の活用状況など。

②プロセス(過程)評価
事業の目的や目標の達成に向けた過程(手順)や活動状況を評価するもの。
例:保健指導の実施過程(情報収集、アセスメント、問題の分析、目標の設定、指導手段)、保健指導実施者の態度、対象者の満足度など。

③アウトプット(事業実施量)評価
目的・目標の達成のために行われる事業の結果に対する評価。
例:健診受診率、保健指導実施率、保健指導の継続率など。

④アウトカム(結果)評価
事業の目的・目標の達成度、また成果の数値目標に対する評価。
例:肥満度や血液検査などの健診結果の変化、糖尿病等の生活習慣病の有病者・予備群、死亡率、要介護率、医療費の変化など。

以上を参考に問題と照らし合わせると、

1.施設・設備の状況 → ストラクチャー(構造)評価

2.実施回数 → アウトプット(事業実施量)評価

3.健診データの改善 → アウトカム(結果)評価

4.正しいです

5.実施体制 → ストラクチャー(構造)評価

1
標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)」で明記されている評価は、

ストラクチャー(構造)評価:健診・保健指導を実施する際の物的資源(施設・設備の状況)、人的資源、組織的資源(実施体制)。
アウトプット(事業実施量)評価:実施されたサービスの実施状況や業務量
プロセス(過程)評価:保険医療従事者の活動(目標設定、事業実施状況)と対象者の活動(サービス・事業に対する満足度)
アウトカム(結果)評価:目標の達成度

です。

1. 施設・設備の状況はストラクチャー(構造)評価です。

2. 実施回数はアウトプット(事業実施量)評価です。

3. 健診データの改善はアウトカム(結果)評価です。

4. 正解です。保険医療従事者の活動なのでプロセス(過程)評価です。

5. 実施体制はストラクチャー(構造)評価です。

0
正解は 4 です。

「標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)」による評価は以下の4つに分類されます。

・ストラクチャー(構造)評価:事業を実施するための仕組みや体制を評価します
・プロセス(過程)評価:事業の目的や目標の達成に向けた過程、活動状況を評価します
・アウトプット(事業実施量)評価:目的・目標の達成のために行われる事業の結果に対して評価します
・アウトカム(結果)評価:事業の目的・目標の達成度を評価します

1…施設・設備の状況はストラクチャー(構造)評価です。

2…実施回数はアウトプット(事業実施量)評価です。

3…健診データの改善はアウトカム(結果)評価です。

4…文章の通りです。

5…実施体制はストラクチャー(構造)評価です。

0
次の年の「健診・保健指導プログラム」につなげるため、実施した結果をもとに評価をおこないます。
それぞれの評価の概要を理解しておきましょう。

① ストラクチャー評価(構造評価):保健の事業をおこなうための「しくみ」や「体制」についての評価です。
(職員の体制や設備、資源などの「環境を整えられているか?」の評価)

② プロセス評価(過程評価):事業の目的を達成するまでの「過程(手順)」や「活動状況」の評価です。
(保健指導のための情報収集やアセスメント、目標設定や対象者の満足度など、「活動内容がどうだったか?」の評価)

⓷アウトプット評価(事業実施量評価):事業の結果に対する評価です。
(「事業をどれくらいの量おこなったか?」の評価。保健指導の実施率など)

⓸アウトカム評価(結果評価):事業の目的の達成度に対する評価です。
(検査の数値が改善したかなど、「結果がどうなったか?」の評価)


1:施設・設備などは実施する環境を整えられているかに関する評価なのでストラクチャー評価(構造評価)です。

2:実施回数は、事業をどれくらいの量おこなったかなのでアウトプット(事業実施量)評価に当たります。

3:健診データの改善は、血液検査や肥満度などの結果がどうなったかの評価なのでアウトカム評価(結果評価)です。

正解4:健診・保健指導実施者の研修は保健指導を実施する者の態度をつちかうものです。研修できちんと訓練された者が保健指導をおこなうかそうでないかによって活動内容の質が変わってきます。すなわち、「活動内容がどうだったか?」にあてはまるのでプロセス評価(過程評価)です。

5:実施体制はストラクチャー評価(構造評価)に当てはまります。

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