管理栄養士の過去問
第28回
給食経営管理論 問176
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問題
第28回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問176 (訂正依頼・報告はこちら)
成人を対象とする特定給食施設における、日本人の食事摂取基準(2010年版)に基づく1日当たりの給与目標量の設定に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 鉄は男女が混在する施設では、女性の基準を適用する。
- 炭水化物エネルギー比率は、50%を超えないようにする。
- 脂肪エネルギー比率は、30%を下回らないようにする。
- エネルギーは、推定エネルギー必要量(EER)より多くする。
- たんぱく質は、推定平均必要量(EAR)とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.× 炭水化物エネルギー比率は50%以上~70%未満です。
3.× 脂質エネルギー比率は30%未満です。また、男女30歳以上は25%未満です。(妊婦、授乳婦は20%以上~30%未満です。)
4.× エネルギーは、推定エネルギー必要量を目標とします。
5.× 推定平均必要量は50%の人が必要量を満たすと推定される1日の摂取量であるため、目標値にはできません。成人の場合、たんぱく質は推奨量を目標とするのが適切です。
よって正解は1です。
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02
1.鉄は、女性の方が多く欠乏する可能性があることから摂取基準も女性の方が高く設定されています。よって、女性の基準を適用するので、正しい答えとなります。
2.炭水化物エネルギー比率は、65%を超えないようにします。(2010年版では、70%を超えないようにします)
3.脂肪エネルギー比率は、20%を下回らないようにします。
4.エネルギーは、推定エネルギー必要量(EAR)を参考値とし、BMIが目標とする範囲内に留まっている者の割合を増やすよう給与目標量を設定します。(2010年版では、エネルギーは推定エネルギー必要量とします)
5.たんぱく質は、推定平均必要量(EAR)ではなく、推奨量(RDA)とします。
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03
2、炭水化物は50~70%で設定します。
3、脂肪エネルギー比率は30%を超えないように設定します。
4、エネルギー摂取量は、推定エネルギー摂取量を基準に設定します。
5、推定平均必要量は50%の人が必要量を満たすものなので、目標量には設定しません。
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