管理栄養士の過去問
第27回
応用栄養学 問102

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問題

第27回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問102 (訂正依頼・報告はこちら)

嚥下障害・誤嚥に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • きざみ食は、誤嚥を起こしにくい。
  • 温度が体温程度である食事は、誤嚥しやすい。
  • 認知症患者は、誤嚥を起こしにくい。
  • とろみをつけたお茶は、誤嚥しやすい。
  • 誤嚥を防ぐには、食物嚥下時に顎を上げる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

1:きざみ食は、口の中でばらばらになり、誤嚥を起こしやすいです。

2:温度が体温程度である食事は、温度刺激が少なく嚥下反射が起きにくいため、誤嚥しやすいです。

3:認知症患者は、誤嚥を起こしやすいです。

4:とろみをつけたお茶は、嚥下障害で喉頭閉鎖が不十分でも気管に入りにくいため、誤嚥しにくいです。

5:誤嚥を防ぐには、食物嚥下時に顎を引きます。

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02

正解は 2 です。

応用栄養学/高齢期からの出題です。

1.きざみ食は食塊が形成しにくいので、誤嚥を起こしやすくなります。

2.正しい記載です。

3.認知症患者では誤嚥を起こしやすいので、注意が必要です。

4.とろみをつけると誤嚥を起こしにくくなります。

5.誤嚥防止には、食物嚥下時に顎を引くようにすると有効です。

参考になった数5

03

1.きざみ食は食塊を形成しにくいため、誤嚥を起こしやすいです。

2.食事が体温と同程度の場合、温度による刺激が乏しいため嚥下反射が遅延し、誤嚥しやすくなります。
よって、正しい答えとなります。

3.認知症の患者は、誤嚥を起こしやすいです。

4.水状のものよりも、とろみをつけたものの方が誤嚥しにくいです。

5.誤嚥を防ぐには、頸部を前屈させて顎を引いた状態にします。

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