管理栄養士の過去問
第27回
応用栄養学 問101
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問題
第27回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問101 (訂正依頼・報告はこちら)
日本人の食事摂取基準(2010年版)の目標量の策定根拠となった疾患と栄養素の組合せである。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 糖尿病 ----------- n-6系脂肪酸
- 脳出血 ----------- 飽和脂肪酸
- 虚血性心疾患 ----- コレステロール
- 高血圧 ----------- ナトリウム
- 心筋梗塞 --------- 食物繊維
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この過去問の解説 (3件)
01
1.糖尿病とn-6系脂肪酸の摂取量との間で関連性は特に認められていません。
これに対して、
2.脳出血は飽和脂肪酸の摂取不足により引き起こすと考えられています。
3.虚血性心疾患はコレステロールの摂り過ぎにより引き起こすと考えられています。
4.高血圧はナトリウム(塩分)の摂り過ぎにより引き起こすと考えられています。
5.心筋梗塞は食物繊維の摂取不足により引き起こすと考えられています。
よって、誤った答えは1番です。
※日本人の食事摂取基準(2015年版)では、
1.2010年版と同じく、糖尿病とn-6系脂肪酸との関連性はありません。
2.2015年版から、脳出血と飽和脂肪酸との関連性は削除されています。
3.2015年版から、虚血性心疾患とコレステロールとの関連性は削除されています。
4.2010年版と同じく、高血圧とナトリウムとの関連性は認められています。
5.2010年版と同じく、心筋梗塞と食物繊維との関連性は認められています。
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02
応用栄養学/成人期からの出題です。
なお、現在最新の食事摂取基準は、2015年版です。
1.糖尿病は、飽和脂肪酸の目標量上限の策定根拠となりました。
2~5 は正しい組み合わせです。
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03
日本人の食事摂取基準(2010年版)では、循環器系疾患やがんの一次予防について、目標量(DG)を策定していますが、糖尿病は対象疾患ではありません。
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