管理栄養士の過去問
第26回
社会・環境と健康 問10

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問題

第26回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

高齢者の身体活動・運動に関する記述である。正しいものはどれか。2つ選べ。
  • 国民健康・栄養調査では、運動習慣のある者の割合は、20歳代に比べて低い。
  • 健康日本21では、「日常の歩行速度の向上」を目標に掲げている。
  • 最大酸素摂取量は、年代が進むほど高くなる。
  • 介護予防事業の中に、運動器の機能向上がある。
  • 買い物や散歩などの外出は、健康維持のために有用である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4・5 です。

社会・環境と健康/生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策からの出題です。

1:国民健康・栄養調査の結果では、20歳代よりも60歳代、70歳代での運動習慣のある者の割合が高くなっています。

2:健康日本21で目標に掲げられているのは、歩行数の向上です。

3:最大酸素摂取量とは有酸素性能力などとも言われ、体力の構成要素のうち全身持久力の指標となるものです。最大酸素摂取量は年代が進むと低くなります。

4・5:記載の通りです。

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02

1.国民健康・栄養調査では、運動習慣のある者の割合は、20歳代と高齢者では高齢者の方が高いです。
平成24年の調査では、70歳以上が約4割、20歳代が約2割との結果が出ました。

2.健康日本21では、「日常生活における歩数の増加」を目標に掲げています。
現在は、健康日本21の結果を受けて、平成25年度より健康日本21(第2次)が開始されていて、1500歩の歩数増加が目標値として示されています。

3.最大酸素摂取量は、年代が進むほど低くなります。
最大酸素摂取量とは、単位当たりの酸素摂取量の最大値のことで、全身持久力の指標となります。

4.介護予防事業の中には、運動器の機能向上のほか、口腔機能向上や栄養改善などがあります。
よって、正しい答えとなります。

5.買い物や散歩などで外出することにより、運動することにもつながるので、結果的に健康を維持することもできます。
よって、正しい答えとなります。

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03

正解は 4・5 です。

1.国民健康・栄養調査では、運動習慣のある者の割合は、20歳代に比べて高くなっています。

2.健康日本21では、「日常の歩行数の向上」を目標に掲げています。

3.最大酸素摂取量は、年代が進むほど低くなります。

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