管理栄養士の過去問
第26回
社会・環境と健康 問11

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問題

第26回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

たばこ対策に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 未成年者喫煙禁止法は、明治時代に制定された。
  • タールは、発がんの原因物質である。
  • 禁煙補助剤は、一般用医薬品に含まれる。
  • 健康増進法に、受動喫煙の防止に関する規定がある。
  • ニコチン依存症管理は、医療保険の適用外である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.未成年者喫煙禁止法は、明治33年に満20歳未満の者の喫煙を禁止する目的で作られた法律です。

2.タールにはたくさんの化合物が含まれていますが、そのなかに発がん性をもつ物質が含まれています。

3.一般用医薬品とは、医師による処方箋を必要とせずに購入できる医薬品のことで、禁煙補助剤もこれに含まれます。

4.健康増進法第25条に、多数の者が利用する施設において受動喫煙を防止することを義務づけるという記載があります。

5.ニコチン依存症管理は、平成18年より医療保険の適用となりました。
よって、誤った答えとなります。

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02

正解は 5 です。

ニコチン依存症管理は医療保険が適用されます。
禁煙希望のあるニコチン依存症患者に対する一定期間の禁煙指導については、平成18年度診療報酬改定において、ニコチン依存症管理料が設定されました。

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03

正解は 5 です。

社会・環境と健康/生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策からの出題です。

1:未成年者喫煙禁止法は明治33年に制定されました。

2:たばこの煙に含まれる、タール、ニコチン、一酸化炭素といった有害物質が、肺がんをはじめとするいくつかのがんや虚血性心疾患、脳血管疾患などの疾患の罹患率との関係性が指摘されています。

3:医師による処方箋を必要としないで購入のできる一般用医薬品にパッチタイプやガムタイプの禁煙補助剤があります。

4:健康増進法の施行とともに、街などでも分煙が急速に広がりました。

5:2006年度の診療報酬改定において、ニコチン依存症管理料が新設されました。

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