管理栄養士の過去問
第26回
栄養教育論 問108
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問108 (訂正依頼・報告はこちら)
社会的認知理論(社会的学習理論)に含まれる結果期待と自己効力感(セルフ・エフィカシー)に関する記述である。子どもを対象とした、自己効力感を高める栄養教育として、正しいのはどれか。1つ選べ。
- ジュースには砂糖が多く含まれていて、虫歯の原因になることを説明する。
- 野菜を食べると、風邪をひかない丈夫な身体になると教える。
- 給食を残すと、作ってくれた人が悲しむことを説明する。
- 苦手なものがあっても、食べられるようになった子どもの話をする。
- 朝ごはんを食べると、勉強に集中できるようになると話す。
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この過去問の解説 (3件)
01
栄養教育論/栄養教育のための理論的基礎からの出題です。
社会的認知理論では行動変容に、結果期待と自己効力感が影響します。自己効力感を高めるためには、すでに成功した人の話を聞いたり、行動を見たりするモデリングがあります。
選択肢4 は、成功した人の話を聞くモデリングにあたるため、正答選択肢であるとわかります。
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02
社会的認知理論(社会的学習理論)に含まれる自己効力感(セルフ・エフィカシー)を高める要因には、自己の成功体験、代理体験、言語的説得、情動的喚起の4つがあります。
苦手なものがあっても、食べられるようになった子どもの話をするのは、代理体験です。
1.ジュースには砂糖が多く含まれていて、虫歯の原因になることを説明するは、結果期待を高める栄養教育です。
2.野菜を食べると、風邪をひかない丈夫な身体になると教えるは、結果期待を高める栄養教育です。
3.給食を残すと、作ってくれた人が悲しむことを説明するは、マイナスな表現ですが、結果期待を高める栄養教育です。
5.朝ごはんを食べると、勉強に集中できるようになると話すは、結果期待を高める栄養教育です。
結果期待を高める栄養教育とは、その行動がその人にとって望ましい成果をもたらすという結果を考えることです。
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03
2.野菜が苦手な子どもに、一口だけでも食べてみようと勧めます。
3.給食を残さず食べて、大きくなった子どもの話をします。
5.朝ごはんを食べて、勉強に集中できるようになった子どもの話をします。
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