管理栄養士の過去問
第26回
給食経営管理論 問182
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問題
第26回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問182 (訂正依頼・報告はこちら)
損益分岐点分析に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 調理従事者の人件費の抑制は、損益分岐点を高くする。
- 食材料費の抑制は、損益分岐点を高くする。
- 売上高線と固定費線の交点で示される。
- 販売価格の設定に活用できる。
- 損益分岐点が高い場合は、経営効率が良い。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.食材料費を抑制したいときは、損益分岐点を低くします。
3.損益分岐点は、売上高線と総費用線の交点で示されます。
4.損益分岐点とは、収入と支出が等しく、利益も損失も発生していない時点のことなので、どの価格にすれば利益が出るかということも知ることができます。つまり、販売価格の設定に使用することができるということなので、正しい答えとなります。
5.損益分岐点が低い場合は、経営効率が良いということになります。
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02
1. 人件費である固定費を抑制すると損益分岐点は低くなるため誤となります。
2. 食材料費である変動費を抑制すると損益分岐点は低くなるため誤となります。
3. 売上げ高線と総費用線(固定費+変動費)の交点で示されるので誤となります。
4. 販売価格の設定に活用できるので正となります。
5. 損益分岐点が低い方が経営効率が良いので誤となります。限界利益を大きくし、固定費を小さくすることが損益分岐点を使ったコストマネジメントの基本となります。
よって正解は、4. となります。
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03
利益を上げるためには費用を少なくする(固定費、変動費を下げる)、または売り上げを増やすことが必要です。
1.× 人件費(固定費)の抑制は損益分岐点を下げます。
2.× 食材料費(変動費)の抑制は損益分岐点を下げます。
3.× 売上高線と(固定費+変動費)線の交点で示されます。
4.○ 販売価格の設定に活用できます。
5.× 損益分岐点が低いほうが経営効率が良く経営体制が整っているといえます。
よって正解は4です。
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