管理栄養士の過去問
第26回
給食経営管理論 問183

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問題

第26回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問183 (訂正依頼・報告はこちら)

随意契約方式での購入が適する食品である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 総購入費が大きい米
  • 使用頻度が高い卵
  • 年間の使用量が多い調味料
  • 価格変動が大きい生野菜
  • 危機管理対策用の備蓄用食品

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この過去問の解説 (3件)

01

◎随意契約方式…入札などの競争の方法ではなく適当と思われる相手方と契約を結ぶ方法です。価格変動の大きい生鮮食品に向いています。業者との信頼が大切になります。

◎相見積方式…複数の業者に見積もりを出してもらい比較検討をして決定する方法です。価格変動の小さい備蓄品などに向いています。

◎指名競争入札方式…特定の条件により発注者側が指名した者同士で競争をして契約者を決める方式です。大量購入する際や価格変動の小さい備蓄品などに向いています。

1. 相見積方式や指名競争入札方式がよいので誤となります。

2. 使用頻度の高い卵は相見積方式や指名競争入札方式がよいので誤となります。

3. 年間の使用量が多い調味料は相見積方式や指名競争入札方式がよいので誤となります。

4. 価格変動の大きい生鮮食品は随意契約方式がよいので正となります。

5.危機管理対策用の備蓄用食品は相見積方式や指名競争入札方式よいので誤となります。

よって正解は4. となります。

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02

随意契約方式とは、業者を限定せずに、購入の度に業者と契約し、購入する方法のことです。そのため、価格変動が大きい生鮮食品などの購入に適しているといえます。
よって、正しい答えは
4.価格変動が大きい生野菜 となります。

その他の選択肢については、以下のとおりです。

1.総購入費が大きい米
3.年間の使用量が多い調味料
5.危機管理対策用の備蓄用食品

については、
指名した複数の業者に条件を提示し、入札させる方法(=指名競争入札方式)が適していて、これは価格変動がそれほどみられない食品を、大量に購入したりまとめて購入したりする場合に使われる方法です。


2.使用頻度が高い卵

については、
複数の業者に一定期間の食品単価の見積書を提出してもらい、業者を決定する方法(=単価契約方式)が適しています。

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03

随意契約方式とは任意に適当と思われる相手方を選んで結ぶ契約であり、価格変動の大きい生鮮食品に適しています。

それに対し、指名競争入札(基準に合う業者を指定)、相見積もり(複数の業者の見積書を比較)は保存、備蓄食品に適しています。

1.× 指名競争入札が適しています。

2.× 指名競争入札が適しています。

3.× 指名競争入札が適しています。

4.○ 生野菜は価格変動が大きいので随意契約方式が適しています。

5.× 指名競争入札が適しています。

よって正解は4です。

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