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管理栄養士の過去問 第26回 応用力問題 問192

問題

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正常高値血圧の40~69歳の男性40名(降圧薬は服薬していない)を対象として、8週間の減塩教室を行った。教室開始前と終了後の血圧(収縮期血圧)を1回ずつ測定し、比較した。その結果、教室終了後の血圧が有意確率(危険率)5%で判断して、有意に低下した。
この教室で用いた減塩プログラムの効果を、より適切に評価するための方策である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
   1 .
途中で脱落した人を解析対象から除外する。
   2 .
教室開始前と終了後に行う血圧測定を1回から2回に増やす。
   3 .
複数の集団において同様のことを試す。
   4 .
ランダム化比較対照試験(RCT)を行う。
   5 .
減塩指導を行わない群を設定する。
( 第26回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問192 )
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この過去問の解説 (3件)

3
1. 途中で脱落した人を除外すると、プログラムの効果を適切に評価できないので誤となります。

2. 血圧の測定回数が多いほど正確なデータがとれるため評価の精度はあがるので正となります。

3. 複数の集団で行うことで、多くのデータが集まり、評価の精度もあがるので正となります。

4. ランダム化比較対象試験(RCT)とは、対象者を2つの集団に分け、一方には介入を行い、もう片方には前者とは異なる通常のことなどを行い、介入の効果を検証することをいいます。比較することでプログラムの効果の評価における精度があがるので正となります。

5. 減塩指導を行わない対照群を設定することで、評価の精度があがるので正となります。

よって正解は、1. となります。

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0
1.途中で脱落した人を解析対象から除外してしまうと、参加者から得た平均血圧測定値が変化することにつながります。よって、プログラムの評価にも影響してしまうことになりますので、除外したりしてはいけません。
よって、誤った答えは1番となります。

2.血圧を測定する回数を増やすことで、参加者から得られるデータが増えるので、より良い結果を得られることになります。正しい答えです。

3.1つの集団で調査を行うよりは、いくつかの集団に対して調査を行った方が、より正確なデータを得られることにつながるので、正しい答えです。

4.ランダム化比較対照試験とは、参加者に対して何らかの介入をし、介入をした群と、そうでない群とで結果を比較する調査のことで、仮説の分析や検証をすることができます。また、エビデンスレベルも高いことが長所といえます。
よって、この調査でも行った方がより精度の高い結果が得られるので、正しい答えとなります。

5.減塩指導を行わない群を作った方が、行った群との比較をすることができるので、正しい答えです。

0
1.× 絶対数を少なくしてしまうことは適切な評価につながりません。

2.○ 血圧測定回数が多いほど評価の精度が上がります。

3.○ 標本数が多いほど評価の精度が上がります。

4.○ ランダム化比較対照試験(RCT)とは介入する群としない群の2つに分ける際に無作為に分けて行う試験の事です。主に臨床研究で用いられています。

5.○ 対照群を作ることで適切に評価できるようになります。

よって正解は1です。

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