管理栄養士の過去問
第25回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問34
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問題
第25回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
ある人を糖尿病と確定診断するための根拠である。正しいものの組合せはどれか。
a 空腹時血糖値124 mg/dL
b 食後3時間の血糖値226 mg/dL
c 口渇、多飲、多尿、体重減少などの典型的な症状の存在
d 確実な末梢神経障害の存在
a 空腹時血糖値124 mg/dL
b 食後3時間の血糖値226 mg/dL
c 口渇、多飲、多尿、体重減少などの典型的な症状の存在
d 確実な末梢神経障害の存在
- aとb
- aとc
- cとd
- aとd
- bとc
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この過去問の解説 (3件)
01
①空腹時血糖値≧126㎎/dL以上
②随時血糖値≧200㎎/dL以上
③75gOGTT(ブドウ糖負荷試験)2時間値≧200㎎/dL以上
①~③のいずれか
また
④ヘモグロビンA1C6.5%以上
にて診断されます。
症状として口渇、多飲、多尿、体重減少などがあります。
確実な末梢神経障害の存在は合併症として挙げられますが、それだけでは診断基準とはなりません。
よって正解は5(bとc)です。
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02
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/栄養障害と代謝疾患からの出題です。
a:空腹時血糖値は126㎎/dl以上が診断基準です。
b:正しい記載です。随時血糖値が200㎎/dl以上で、かつ食後3時間の血糖値が226㎎/dlであれば診断されます。
c:正しい記載です。典型的な症状として挙げられることばかりです。
d:末梢神経障害は他の疾患でも見られます。
正しい組み合わせがbとcですので、正解は 5 です。
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03
次の①~④のいずれかが確認されれば「糖尿病型」と判定され、
①~③のいずれかと④が確認されれば糖尿病と診断されます。
①早朝空腹時血糖値126mg/dL以上
②75gOGTT2時間値200mg/dL以上
(75gOGTT2時間値とは、75gのブドウ糖を摂取した状態で計測する血糖値を指します。)
③随時血糖値200mg/dL以上
(随時血糖値は、特に食事と関係なく計測した血糖値を指します。)
④HbA1C(国際標準値)6.5%以上
よって、b.の選択肢は上記②に当てはまり、正しい選択肢といえます。
また、糖尿病の典型的な症状として、
口渇、多飲、多尿、多食、体重減少、体力低下、疲労感などがあります。
よって、c.も正しい選択肢といえます。
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