管理栄養士の過去問
第25回
応用栄養学 問100
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問題
第25回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問100 (訂正依頼・報告はこちら)
「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において12~14歳女子の値が成人期女子の値と比べて低いものである。正しいのはどれか。
- 月経がある場合の鉄の推奨量
- 基礎代謝基準値
- カルシウムの推奨量
- ビタミンDの目安量
- たんぱく質の推奨量
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この過去問の解説 (3件)
01
1:月経がある場合の鉄の推奨量
12~14歳女子10.0㎎/日
成人期女子8.5~9.0㎎/日
2:基礎代謝基準値
12~14歳女子~29.6
成人期女子~22
3:カルシウムの推奨量
12~14歳女子800mg/日
成人期女子650mg/日
4:〇ビタミンDの目安量
12~14歳女子3.5㎍/日
成人期女子5.5㎍/日
5:たんぱく質の推奨量
12~14歳女子55g/日
成人期女子50g/日
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02
正解は4.【ビタミンDの目安量】です。
以下、詳細の説明です。
1.×
月経がある場合の12~14歳女子の鉄の推奨量は14.0㎎/日です。
これは、成人期女子の10.5~11.0㎎/日よりも高い値です。
ただし、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、
成人期女子は10.5㎎/日に変更になりました。
2.×
12~14歳女子の基礎代謝基準値は、29.6kcal/kg 体重/日です。
これは、成人期女子の20.7~22.1 kcal/kg 体重/日より高い値です。
3.×
12~14歳女子のカルシウムの推奨量は800mg/日です。
これは、成人期女子の650 mg/日より高い値です。
4.〇
12~14歳女子のビタミンDの目安量は3.5㎍/日です。
これは、成人期女子の5.5㎍/日よりも低い値です。
ただし、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、
12~14歳女子・成人期女子ともに5.5㎍/日に変更になりました。2020年版では、12〜14歳女子は9.5㎍/日、成人期女子は8.5㎍/日に変更になりました。
5.×
12~14歳女子のたんぱく質の推奨量は55g/日です。
これは、成人期女子の50g/日よりも高い値です。
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03
正解は 4 です。
応用栄養学/成長期(幼児期、学童期、思春期)からの出題です。
現時点では日本人の食事摂取基準2015年版が最新であるため、その値について解説します。
1.12~14歳女子 14.0㎎/日、成人女子 10.5㎎/日です。
2.12~14歳女子 29.6kcal/体重/日 成人女子(最大でも)22.1kcal/体重/日です。
3.12~14歳女子 800㎎/日、成人女子 650㎎/日です。
4.2015年版では同基準となり、5.5μg/日です。ただし、2020年版では12〜14歳女子の目安量は9.5μg/日、成人女子は8.5μg/日になりました。
5.12~14歳女子 55g/日、成人女子50g/日です。
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