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管理栄養士の過去問 第25回 応用力問題 問196

問題

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55歳、男性、胃がんにて胃亜全摘手術をうけた。手術2か月後、食後2時間後に動悸、冷や汗、手の震えが起こった。身長172 cm、体重56.0 kg、血圧134/74 mmHg、血中ヘモグロビン値10.2 g/dL、血清アルブミン値3.6 g/dL。

症状に関する記述である。正しいのはどれか。
   1 .
交感神経が抑制されることによって生じる。
   2 .
インスリン分泌の低下によって生じる。
   3 .
大量のたんぱく質が空腸に移動することによって生じる。
   4 .
食物の胃排出時間が遅くなることによって生じる。
   5 .
低血糖によって生じる。
( 第25回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問196 )
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この過去問の解説 (3件)

7
後期ダンピング症候群と考えられます。

1.交感神経の抑制はされません。

2.インスリン分泌の過剰により、低血糖を引き起こします。

3.大量の糖質が空腸に移動することにより生じます。

4.食物の胃排出時間が早くなることで生じます。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
胃亜全摘手術、食後2時間後に動悸、冷や汗、手の震えという低血糖の症状から、後期ダンピング症候群であると考えることができます。

上記を踏まえて選択肢の文章を直していくと、
1.交感神経が刺激されることによって、生じます。

2.インスリン分泌の増加によって、生じます。

3.大量の糖質が空腸に移動することによって、生じます。

4.食物の胃排出時間が速くなることによって、生じます。

5.問題文の、動悸や冷や汗、手の震えといった症状は、すべて低血糖の症状にあてはまるので、正しい答えです。

0
食後2時間後に症状が現れていることから後期ダンピング症候群であると推定できます。後期ダンピング症候群は、胃の内容物の急速に腸管へ移動することで炭水化物の吸収が増大した結果、高血糖になり、インスリンが過剰に分泌され、逆に低血糖になってしまうことで起こります。

1. 交感神経は抑制されないので誤となります。

2. インスリンは過剰に分泌されるので誤となります。

3. 大量の炭水化物が空腸に移動することにより生じるので誤となります。

4. 食物の胃排出時間は早くなるので誤となります。

5. 高血糖により、逆にインスリンが過剰分泌した結果、低血糖になるので正となります。

よって正解は5. となります。

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