管理栄養士の過去問
第24回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問46

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問題

第24回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

感覚器に関する記述である。正しいのはどれか。
  • 味蕾からの信号は、舌下神経により伝えられる。
  • 蝸牛からの信号は、顔面神経により伝えられる。
  • ロドプシンは、光の網膜照射によって分解される。
  • 音は、半規管によって電気信号に変換される。
  • 瞳孔は、強い光が網膜に照射されることによって散大する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.味蕾からの信号は、顔面神経や舌咽神経により伝えられます。

2.蝸牛からの信号は、内耳神経により伝えられます。


3.ロドプシンは、レチナールとオプシンから成り、杆体視細胞に含まれる視物質で、明暗を認識します。
よって、正しい答えとなります。

4.音は、蝸牛によって電気信号に変換されます。

5.瞳孔は、強い光が網膜に照射されることによって縮小します。



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02

1.× 味蕾からの信号は、顔面神経や舌咽神経により伝えられます。
 舌下神経は、運動神経で舌の運動に関わります。
 舌の前2/3の味覚に関わるのは顔面神経で、舌の後1/3の味覚に関わるのは舌咽神経です。

2.× 蝸牛からの信号は、内耳神経により伝えられます。
 伝音系(外耳と内耳)によって音波が内耳へ伝えられると、蝸牛にあるコルチ器が感受し、内耳神経(蝸牛神経)を通して大脳皮質側葉上部にある視覚野へ情報を伝達します。

3.○
 ロドプシンは、レチナールが光受容体たんぱく質のオプシンと結合して形成されています。

4.× 音は、蝸牛によって電気信号に変換されます。
 半規管は、内耳にある回転運動の感覚器官で、平衡感覚をつかさどります。

5.× 瞳孔は、強い光が網膜に照射されることによって縮小します。

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03

1.味蕾からの信号は、顔面神経、舌咽神経、迷走神経により伝えられます。

2.蝸牛からの信号は、内耳神経の蝸牛神経により伝えられます。

4.音は、コルチ器にある有毛細胞で電気信号変換されます。

5.瞳孔は、強い光が網膜に照射されることにより収縮します。

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