管理栄養士の過去問
第24回
公衆栄養学 問157
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問題
第24回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問157 (訂正依頼・報告はこちら)
特定健診・特定保健指導における特定保健指導に関する記述である。正しいのはどれか。
- 特定健診で「要精査」、「要治療」となった者を対象に行う。
- 疾病の早期発見・早期治療を目的とする。
- 健康増進法に規定されている。
- 特定健診結果等により対象者を階層化の基準に基づいて分類する。
- 対象は40~65歳の医療被保険者である。
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この過去問の解説 (4件)
01
2 特定保健指導はメタボリックシンドロームの予防、早期発見を目的として行われます。
3 特定保健指導は高齢者の医療の確保に関する法律に規定されています。
4 特定保健指導の階層化には「情報提供」、「動機付け支援」、「積極的支援」があります。
5 特定健康診査・特定保健指導は40歳から75歳未満の医療被保険者が対象です。
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02
1.特定健診の結果及び質問表において「動機付け支援」「積極的支援」の該当となった者を対象に行います。
2.従来の健康診断では疾病の早期発見・早期治療が重視されていました。
しかし、特定健診・特定保健指導では、メタボリックシンドロームの該当者及び予備群を減少させることを大きな目的として実施されています。
3.特定健診・特定保健指導は、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づいています。
4.正解です。
特定健診の結果及び質問表において「動機付け支援」「積極的支援」「情報提供」に分類します。
「動機付け支援」「積極的支援」に該当すると特定保健指導が実施されます。
5.40歳から74歳のすべての被保険者・被扶養者が対象です。
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03
1.✖
「情報提供」の場合、健診受診者全員が対象となります。
2.✖
メタボリックシンドロームに着目した、早期介入・行動変容を目的としています。
3、✖
高齢者の医療の確保に関する法律に規定されています。
4.〇
特定健診結果等に基づいて優先順位をつけ、「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」を行います。
5.✖
40歳~74歳の被保険者・被扶養者が対象となります。
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04
まず、腹囲とBMIで分類します。
次に、血糖、脂質、血圧、喫煙歴から追加リスクを数えます。
この2つの結果から、健診者を積極的支援、動機付け支援、情報提供にグループ分けします。
リスクが無い人にも情報提供は行います。
2. 内蔵脂肪蓄積型肥満に着目し、生活習慣病の有病者や予備群を早期に発見して早期介入を行うことによって、病気を予防することを目的としています。
3. 「高齢者の医療の確保に関する法律」で2008年の法改正により規定されました。
4. 正解です。1.で示したように対象者を階層化し、その階層化基準に合わせて、積極的支援、動機付け支援、情報提供を行います。
5. 対象者は40歳から75歳未満の被保険者、被扶養者です。
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