管理栄養士の過去問
第29回
社会・環境と健康 問15
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
わが国の社会保障に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 日本国憲法第9条に基づいている。
- 医療は、税方式で運営されている。
- 社会保障給付費は、過去10年間ほぼ一定である。
- 社会保障給付費の内訳で最も多いのは、年金である。
- 社会保障費用の国民負担率は、ヨーロッパ諸国と比べて高い。
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この過去問の解説 (3件)
01
社会・環境と健康/保健・医療・福祉の制度からの出題です。
1.社会保障は、憲法第25条に基づくものです。
2.医療の運営は社会保険方式によって運営されています。
3.年々増えています。
4.正しい記載です。約半分を年金が占めています。
5.ヨーロッパ諸国と比べると低い数値となります。日本は30%程度、ヨーロッパ諸国は50~60%程度です。
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02
2. 医療は、社会保険方式で運営されているので誤となります。社会保険方式とは、20歳から60歳までの人たちが支払った保険料から65歳以上の高齢者に年金を支払っていく方式です。税方式とは、国民が支払った税金から高齢者に年金を支払っていく方式です。2009年から年金の半分が税金から賄われているのが現状です。
3. 社会保障給付費は、過去10年間増加傾向にあるので誤となります。
4. 社会保障給付費の内訳で最も多いのは、年金、次に医療、福祉その他の順であり、正となります。
5. 社会保障費用の国民負担率はヨーロッパ諸国と比べて低く、OECD加盟国33カ国のなかで27番目となっています。よって誤となります。
よって正解は、4.となります。
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03
1:社会保障は、日本国憲法第25条の生存権を保証する制度です。
2:医療は、社会保険方式で運営されています。
3:社会保障給付費は増加傾向にあります。
4:正答。年金が半数を占めます。
5:日本の社会保障費用の国民負担率は、先進国のなかでも低い水準にあります。
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