管理栄養士の過去問
第29回
基礎栄養学 問88
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問88 (訂正依頼・報告はこちら)
エネルギー消費量に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 基礎代謝量は、食後1時間以内に測定する。
- 基礎代謝基準値 ( kcal/kg体重/日 ) は、年齢とともに増加する。
- 基礎代謝量は、同じ体重で比べると、体脂肪率の高い方が低い。
- 安静時代謝量は、睡眠時代謝量より低い。
- 食事誘発性熱産生は、同じ重量で比べると、たんぱく質より脂肪の方が大きい。
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この過去問の解説 (3件)
01
基礎代謝量は筋肉量に比例しているので、体脂肪率が高い程低くなります。
1.基礎代謝量は前日の夕食摂取後少なくとも12時間以上経過し、摂取した食物等の消化吸収が完全に終わった早朝空腹時に測定されます。
2.基礎代謝基準値は年齢とともに低下していきます。
4.安静時代謝とは快適な空間の中で座って安静にしている状態で消費されるエネルギー量のことを言い基礎代謝量の約1.2倍とされています。睡眠時代謝とは就寝中に消費されるエネルギー量のことで、基礎代謝量の約0.8倍です。よって、安静時代謝量の方がエネルギー消費量は高くなります。
5.食事誘発性熱産生とは食後、体内に吸収された栄養素が分解されその一部が身体の熱として消費され安静にしていても代謝量が増えることをいいます。エネルギー産生量は炭水化物の摂取のみで6%、脂質のみの摂取で4%、たんぱく質のみの摂取で30%です。よって食事誘発性熱産生は同じ重量で比べた場合、たんぱく質の方が大きくなります。
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02
基礎栄養学/エネルギー代謝からの出題です。
1.基礎代謝量は早朝の空腹時に測定します。
2.基礎代謝基準値は年齢とともに減少します。
3.正しい記載です。筋肉の方がエネルギー消費量は高いので、体脂肪率が高いと基礎代謝量は低くなります。
4.安静時代謝量は、睡眠時代謝量よりも高いです。
5.食事誘発性熱産生はたんぱく質が最も大きくなります。
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03
1:基礎代謝量は、早朝空腹時に、約20℃の室内で、仰臥位の状態で測定します。
2:基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、1~2歳時にピークに達し、その後は年齢とともに減少します。
3:正答。基礎代謝量は筋肉量に比例します。
4:安静時代謝量は、睡眠時代謝量より高いとされています。
5:食事誘発性熱産生は、同じ重量で比べると、たんぱく質より脂肪の方が小さいとされています。
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