管理栄養士の過去問
第30回
社会・環境と健康 問15
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問題
第30回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
学校保健に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 定期の予防接種は、学校長に実施義務が課せられている。
- 学校感染症が流行した場合の休校は、養護教諭が決定する。
- インフルエンザに罹患した児童は、解熱した日の翌日から登校してよい。
- 定期健康診断の項目には、栄養状態が含まれる。
- 学校保健委員会は、市町村ごとに設置される。
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この過去問の解説 (3件)
01
社会・環境と健康/保健・医療・福祉の制度からの出題です。
1.予防接種は努力義務です。
2.学校感染症が流行した場合の休校は、学校の設置者が決定します。
3.インフルエンザ罹患者は、発症した後5日経過したこと、かつ解熱後2日経過してからでないと登校できません。
4.正しい記載です。栄養不良、肥満の両面について発見できるようにします。
5.学校保健委員会の設置は学校ごとです。
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02
2. 休校の決定は、学校の設置者が行います。個人の出席停止については、校長が決定します。
3. インフルエンザに罹患した児童は、解熱後2日が経過していること、発症後5日が経過していることの2つの条件を満たしていなければ登校できません。
4. 正解です。定期健康診断に栄養状態が含まれます。
他にも、
身長・体重
四肢の状態
脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無
視力及び聴力
眼の疾病及び異常の有無
耳鼻咽頭疾患及び皮膚疾患の有無
歯及び口腔の疾病及び異常の有無
結核の有無
心臓の疾病及び異常の有無
尿
その他の疾病及び異常の有無
が検査項目に含まれています。
5. 学校保健委員会は、学校毎に設置されます。
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03
1:学校全体の健康問題を把握するために、必要な検査や予防接種を受けるよう指示するのは市町村教育委員会です。
2:学校感染症が流行した場合の臨時休業は設置者が行い、出席停止の指示は校長が行います。学校医は助言に留まります。
3:インフルエンザに罹患した児童は、解熱後2日経過するまで出席停止となります。
4:定期健康診断の項目は、栄養状態、聴力・視力、心疾患および異常の有無、尿検査、結核、寄生虫卵の有無など、12項目を調査します。定期健康診断の責任者は学校長です。
5:学校保健委員会は、学校ごとに設置されます。
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