管理栄養士の過去問
第30回
社会・環境と健康 問16
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問題
第30回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
政府開発援助( ODA )における技術協力の項目である。正しいのはどれか。2つ選べ。
- 研修員受け入れ
- 食糧援助
- 円借款
- 機材供与
- 病院建設資金の貸付
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この過去問の解説 (3件)
01
ODAは大きく分けて、発展途上国を直接支援する二国間援助と、国際機関を通じて支援する多国間援助があります。
二国間援助はさらに、政府貸付と贈与に分けられます。
政府貸付は将来的に返済してもらうことを前提にしています。
贈与は無償で提供されるもので無償資金協力と技術協力とがあります。
技術協力は比較的所得水準が高めで、無償資金協力の対象にならない国に提供されます。
日本の技術や知識を発展途上国の人に伝えるため、研修員の受け入れや機材供与を行います。
よって正解は1.と4.です。
2. 食糧援助は多国間援助です。
3. 円借款は政府貸付です。
5. 病院建設資金の貸付は政府貸付です。
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02
社会・環境と健康/保健・医療・福祉の制度からの出題です。
1.正しい選択肢です。研修員の受け入れは技術協力となります。
2.食料援助はODAではなく、主にWFP(国連世界食糧計画)で行われています。
3.円借款は有償資金協力のことで、政府貸付にあたります。
4.正しい選択肢です。機材を供与することで技術協力となります。
5.病院建設資金の貸付は無償資金協力で行われたり、病院建設を技術協力という形でサポートしたりすることがありますが、主には政府貸付の有償資金協力にあたると考えられます。
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03
政府開発援助( ODA )には、2国間協力と多国間協力によるものがあり、WHOやUNICEFなども多国間協力に該当します。
政府開発援助( ODA )における技術協力は、主に国際協力機構(JICA)が中心となって実施します。
研修員受け入れ、青年海外協力隊の派遣、専門家の派遣、機材の供与などが行われます。
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