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管理栄養士の過去問 第30回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問17

問題

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ヒトの細胞と組織に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
心筋は、平滑筋である。
   2 .
食道は、重層扁平上皮に覆われている。
   3 .
ミトコンドリアでは、解糖が行われる。
   4 .
核小体では、tRNA( 転移RNA )が合成される。
   5 .
脂肪細胞は、ヒスタミンを放出する。
( 第30回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問17 )
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この過去問の解説 (3件)

14
正解は 2 です。

1:心筋は、横紋筋から成ります。核は1つしかなく、不随意筋です。

2:正答。食道粘膜上皮は、重層扁平上皮によって覆われています。重層扁平上皮は、口腔粘膜上皮、口唇などを覆い、保護の役割を果たします。

3:ミトコンドリアは、ATP合成、脂肪酸のβ酸化に加え、微量のタンパク質合成を行います。
解糖系は、すべて細胞質で行われます。

4:核小体は、rRNA合成を行います。tRNA( 転移RNA )が合成されるのは、リボソームです。

5:ヒスタミンは、肥満細胞や好塩基球から放出されます。アレルギーやアナフィラキシーショックに関係します。

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7
1. 心筋は横紋筋です。骨格筋や心筋は、多数の筋原繊維が束になって詰まっています。筋原繊維はミオシンフィラメントとアクチンフラメントが規則的に並んでいるため、縞模様が見えます。これを横紋といいます。骨格筋と心筋の特徴的な違いは、骨格筋は自分の意思で動かせる随意筋ですが、心筋は自分の意思とは関係なく動く不随意筋であることです。
平滑筋は、ミオシンフィラメントとアクチンフラメントが規則的に並んでおらず、横紋は見られません。内臓の筋肉は平滑筋で構成されています。また平滑筋は不随意筋です。

2. 正解です。食道や口腔、肛門の上皮など、機械的刺激の多い部分の上皮は重曹扁平上皮です。

3. 細胞質内で解糖が行われます。グルコースが細胞内に入ると細胞質内でピルビン酸まで代謝されます。
そしてミトコンドリア内に入り、TCA回路や電子伝達系の反応が起こります。

4. 核小体では、rRNA(リボソームRNA)の合成が行われます。

5. 肥満細胞が、ヒスタミンを放出します。肥満細胞は顆粒細胞とも呼ばれ、生体防御反応に関わっており、肥満とは関係ありません。肥満細胞以外にも、好塩基球などがヒスタミンを産生します。

2
正解は 2 です。
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/人体の構造からの出題です。

1.心筋は、横紋筋です。

2.正しい記載です。口腔や食道、口唇は重層扁平上皮に覆われています。

3.ミトコンドリアはTCA回路や電子伝達系で働いているので、ミトコンドリアでは解糖は行われません。

4.核小体ではrRNAの合成を行っています。

5.ヒスタミンを放出するのは肥満細胞です。

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