管理栄養士の過去問
第30回
給食経営管理論 問167

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問題

第30回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問167 (訂正依頼・報告はこちら)

給食施設における食事の摂取状況の評価項目と、その把握方法の組合せである。正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 高齢者施設給食での個人の残菜率 ―― 個人の盛り付け量に対する残菜量の比率
  • 事業所給食での残食数 ――――――― 従業員数と供食数の差
  • 病院給食での摂取量 ―――――――― 出来上がり量と盛り付け後の残量の差
  • 学校給食での個人の摂取量 ――――― 食缶に残っている料理ごとの残菜量
  • 事業所給食での料理の選択行動 ――― メニューの売上順位

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この過去問の解説 (3件)

01

1:○
個人の残菜率は、個人の盛り付け量と個人の残菜量を比較します。

2:×
事業所給食での残食数は、給食生産数と供食数の差から把握されます。
従業員数と供食数の差は、給食を利用しなかった従業員数になります。

3:×
病院給食での摂取量は、盛り付け量と残菜量の差から把握されます。

4:×
食缶に残っている料理ごとの残菜量は、各クラスの摂取量になります。

5:○
料理の選択行動は、メニューの売上順位から把握します。

参考になった数4

02

正解は(1)、(5)です。

1.〇

2.✖
残食数を調べるには、生産数から供食数を引いた差で評価します。

3.✖
個人ごとの提供量と残食量の差で摂取量を評価します。

4.✖
食缶に残っている残食量はクラス全体のものであり、個人の摂取量は評価出来ません。

5.〇
選択メニューの売り上げ順位により、選択行動の把握が出来ます。

参考になった数1

03

1:○

2:×
売れ残りの数を指標とします。
従業員数と供食数の差は、食堂の利用状況を見ているため、栄養管理・栄養教育の評価指標とします。

3:×
個人毎に行います。

4:×
個人毎の提供量、摂取量を把握します。

5:○

参考になった数0