管理栄養士の過去問
第31回
栄養教育論 問103

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問題

第31回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問103 (訂正依頼・報告はこちら)

偏食がひどい幼児に、食事のたびに叱ってしまうと話す母親への栄養カウンセリングである。母親に対し、共感的態度を示す管理栄養士の発言である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  • 食事中は、子どもを叱らないほうが良いですよ。
  • 皆さんも、子育て中は子どもの偏食に悩んでいますよ。
  • 幼児期の偏食は、あまり気にしなくて大丈夫ですよ。
  • せっかく作っても食べてくれないと、イライラしますよね。

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この過去問の解説 (3件)

01

共感的態度とは、相手を評価するのではなく、相手の心境や状況を相手の立場になって理解する態度をさします。今回の場合は、偏食がひどい幼児を叱ってしまう母親の気持ちを理解する態度をさします。

1. アドバイスをしてしまっているので、共感的態度ではありません。

2. 悩んでいる母親の立場に立っておらず、自分の考えを伝えているので、共感的態度ではありません。

3. アドバイスをしてしまっているので、共感的態度ではありません。

4. 正解です。母親の気持ちを理解した発言であり、共感的態度と言えます。

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02

共感的態度というのは、相手を評価するのでなく、傾聴などを通して、相手とその世界を理解し、「相手とともにいる」状態を築くことをいいます。

①助言は共感的態度とはいえません
②意見は共感的態度とはいえません
③助言は共感的態度とはいえません
④母親のことを理解し、共感的態度を示しています。

参考になった数1

03

1. 助言はしていても、共感はしていません。
2. 慰めることは共感的態度とは言えません。
3. 問題解決につながらず不適切です。
4. 母親の気持ちを理解し、共感しています。

参考になった数1