管理栄養士の過去問
第33回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問26

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

加齢・疾患に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 褐色脂肪細胞は、加齢とともに増加する。
  • リポフスチンの細胞内への沈着は、加齢とともに減少する。
  • 良性腫瘍は、悪性腫瘍と比べて細胞の分化度が低い。
  • 血管透過性は、炎症の急性期に亢進する。
  • 肉芽組織は、炎症の急性期に形成される。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.✕
褐色脂肪細胞は、加齢とともに減少します。

2.✕
リポフスチンの細胞内への沈着は、加齢とともに増加します。

3.✕
良性腫瘍は、悪性腫瘍より細胞の分化度が高いです。

4.〇
普通は高分子物質は血管壁を通過することはありませんが、炎症が起こり急性期となると透過することがまれに見受けられます。
この状態が血管透過性が亢進するということです。

5.✕
肉芽組織は、炎症の慢性期に形成されます。

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02

1.× 褐色脂肪細胞は余分な栄養を熱に変換し、放出する作用があり、加齢とともに減少します。

2.× 減少ではなく増加します。

3.× 未分化ほど分裂増殖を繰り返し、短い期間で増殖します。

4.○ 正常であればたんぱく質など大きい物質は通過しません。

5.× 急性期ではなく、成熟期です。

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03

1(×)褐色細胞は加齢とともに減少します。

2(×)リポフスチンは加齢とともに増加します。

3(×)良性のほうが、分裂・増殖を繰り返し、短期間で増殖します。

4(○)正常であれば、大きな物質は通過しません。

5(×)肉芽組織は炎症の慢性期に増えます。

参考になった数3