管理栄養士の過去問
第33回
給食経営管理論 問166

正解は【４】です。

サイクルメニュー導入によって１．２．３．５．は可能ですが、４の棚卸業務は関係しません。

棚卸業務とは在庫管理の意味をもち、月末などの一定期間の末日に行うことが多い業務です。調味料や乾物などの在庫を把握しておくことは大切な業務であり省くことはできません。

1 . サイクルメニューとは、一定期間のベースメニューを作成し、それを繰り返すことです。そのため、献立作成業務を軽減することができます。

2 . メニューが同じであれば、発注する食材も一緒になりますので、食材料発注業務が簡素化できます。

3 . 同じメニューの調理工程を繰り返すことで、調理作業が標準化できます。

4 . サイクルメニューであっても在庫を確認することは必要です。

5 . 食数管理が効率化できます。

誤っているのは【４】です。

１.〇　献立作成業務が軽減できます。

２.〇　食材料発注業務が簡素化できます。

３.〇　調理作業が標準化できます。

４.✖　サイクルメニューを導入しても食材料管理は必要で、在庫量を把握するための棚卸し業務は省略できません。

５.〇　食数管理が効率化できます。

正解は４です。

サイクルメニューでは一定のサイクルで作成した献立を用います。
そのため、献立作成や食材料発注、調理作業、食数管理を効率的に行うことが出来ます。（1, 2, 3, 5）

棚卸業務は在庫管理として一定期間に行うため、サイクルメニュー導入の利点ではありません。