管理栄養士の過去問
第33回
給食経営管理論 問169

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問169 (訂正依頼・報告はこちら)

介護老人保健施設における入所者のモニタリングに関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
  • BMIを生活習慣から把握する。
  • 摂食・嚥下機能を栄養管理報告書により把握する。
  • 嗜好を食札により把握する。
  • 食事摂取状況を喫食量により把握する。
  • 排便の情報を残菜率により把握する。

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この過去問の解説 (4件)

01

1 . BMIは身長と体重から求めます。
BMI=体重÷身長÷身長

BMI→18.5未満は低体重(やせ)、18.5~25未満は普通体重(正常)
、25以上は肥満

2 . 摂食・嚥下機能は食事観察や反復唾液嚥下テスト、改訂水飲みテスト等により把握します。

栄養報告管理書とは特定給食施設が毎年、経営方法や食数、給食従事者などの状況を保健所に報告するものです。

3 . 嗜好は嗜好調査や聞き取りなどで把握します。

食札とは、患者の治療食管理のために、患者情報や食事に関する指示を記載したものです。
名前や食事の種類・献立内容などの食事の情報が記載されており、配膳の際に重要な役割があります。

4 . 食事摂取状況を喫食量により把握します。

5 . 排便の情報は排便日誌などで把握します。

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02

正解は4です。


1 . BMIは体重(kg)÷身長(m)²から算出します。

2 . 摂食・嚥下機能は実際の食事時の観察や検査により把握することが出来ます。

3 . 食札には患者情報や食事指示が記載されています。
嗜好についての記載はありません。

4 . 食事摂取状況は喫食量により把握することが出来ます。

5 . 排便の情報は介助者等からの聞き取りが基本となります。
残菜率から排便状況を把握することはできません。

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03

正しいのは【4】です。

1.✖ BMIを生活習慣から把握することはできません。

2.✖ 摂食・嚥下機能を栄養管理報告書により把握することはできません。

3.✖ 嗜好を食札により把握することはできません。

4.〇 栄養マネジメント加算の算定において、入所者の食事摂取量を定期的にモニタリングし、記録することが求められています。

5.✖ 排便の情報を残菜率により把握することはできません。

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04

1.× BMIは体重(kg)÷身長(m)²で算定します。

2.× 摂食・嚥下機能は食事場面の観察や精密検査により把握します。

3.× 食札とは、患者の治療食管理の為に患者情報や食事に関する指示を記載した帳票ですが、嗜好については記載はされていません。

4.〇

5.残菜とは、調理屑や食べ残しのことであり、排便の情報は把握出来ません。

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