管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問16
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問題
第34回 管理栄養士国家試験 午前の部 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
母子保健に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 母子健康手帳の省令様式には、乳児の食事摂取基準が含まれる。
- 未熟児に対する養育医療の給付は、都道府県が行う。
- 1歳6か月児健康診査の目的には、う歯の予防が含まれる。
- 乳幼児突然死症候群の予防対策には、うつぶせ寝の推進が含まれる。
- 先天性代謝異常等検査による有所見者発見数が最も多い疾患は、フェニルケトン尿症である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.(誤)
母子健康手帳の省令様式には、乳児の食事摂取基準は含まれません。
2.(誤)
未熟児に対する養育医療の給付は、市町村が行います。
3.(正)
1歳6か月児健康診査の目的には、う歯の予防が含まれます。
4.(誤)
乳幼児突然死症候群の予防対策には、あおむけ寝の推進が含まれます。
この他に、母乳育児、禁煙が挙げられます。
5.(誤)
先天性代謝異常等検査による有所見者発見数が最も多い疾患は、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)です。
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02
母子健康手帳の省令様式には、乳児の食事摂取基準は含まれません。
母子健康手帳の省令様式には、妊娠中および産後の経過、妊婦の職業や住居環境、乳幼児身体発育曲線、予防接種記録などが含まれています。
2:×
未熟児に対する養育医療の給付は、市町村が行います。
3:〇
1歳6か月児健康診査の目的には、う歯の予防・発見が含まれます。
4:×
乳幼児突然死症候群の予防対策は、あおむけ寝の推進が含まれています。
うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群のリスクを高めます。
5:×
先天性代謝異常等検査による有所見者発見数が最も多い疾患は、クレチン症です。
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03
1:誤
乳児の食事摂取基準は、母子健康手帳の省令様式に含まれません。
2:誤
未熟児養育医療は、平成25年からは市町村が給付を行っています。
3:正
1歳6か月健康診査は、運動機能、視聴覚等の障害、精神発達の遅延等
障害を持った児童を早期に発見して適切な指導を行い、心身障害の進行を
未然に防止するとともに、生活習慣の自立、むし歯の予防、幼児の栄養及び
育児に関する指導を行い、もって幼児の健康の保持及び増進を図ることを
目的とすることが記されています。
4:誤
乳幼児突然死症候群は何の予兆もなく乳幼児が死に至ってしまうという
原因がわからない病気です。
乳幼児突然死症候群の予防対策として、あおむけ寝が推進されています。
この他、できるだけ母乳で育てることと、たばこをやめることが
推進されています。
5:誤
新生児について血液によるマススクリーニング検査を行い、
異常の早期発見とその後の治療と指導につなげます。
有所見者発見数が最も多いのは先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)です。
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