管理栄養士の過去問
第34回
午後の部 問143

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問題

第34回 管理栄養士国家試験 午後の部 問143 (訂正依頼・報告はこちら)

わが国の食育推進に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 食育基本法は、栄養教諭の配置を規定している。
  • 食育推進会議は、内閣府に設置されている。
  • 食育推進基本計画の実施期間は、10年である。
  • 市町村は、食育推進計画を策定しなければならない。
  • 第3次食育推進基本計画のコンセプトは、「実践の環を広げよう」である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1:×
食育基本法は、栄養教諭の配置を規定していません。栄養教諭の配置を規定しているのは学校教育法です。

2:×
食育推進会議は、内閣府に設置されていません。食育推進会議は、農林水産省に設置されています。

3:×
食育推進基本計画の実施期間は「5年」です。

4:×
農林水産省が食育推進計画を策定します。

5:〇
第3次食育推進基本計画のコンセプトは、「実践の環を広げよう」です。

参考になった数20

02

1.学校教育法により、栄養教諭の配置について、定められています。

2.農林水産省に、食育推進会議が設置されています。

3.食育推進基本計画の実施期間は、5年と定められています。

4.市町村のほか、都道府県レベルのことは、努力義務であるため、「策定しなければならない」ではなく、「策定するよう努めなければならない」となります。

5.第3次食育推進基本計画では、「実践の環(わ)を広げよう」というコンセプトのもと、
「若い世代を中心とした」、「多様な暮らしに対応した」、「健康寿命の延伸につながる」、「食の循環や環境を意識した」、「食文化の伝承に向けた」といった5つの重点課題を柱にして取り組まれています。
よって、正しい答えです。

参考になった数5

03

正解:5
1.栄養教諭の配置の規定は、学校教育法に定められています。
2.食育推進会議は、平成27年度までは内閣府でしたが、現在は農林水産省に設置されています。
3.食育推進基本計画の実施期間は5年で、食育の推進に当たっての基本的な方針や食育の推進に当たっての目標値を掲げるとともに、食育の総合的な促進に関する事項として取り組むべき施策等を提示しています。
4.食育推進基本計画の策定は、農林水産省が行います。
5.○
第2次食育推進計画の評価を踏まえ、これまでの「周知」から「実践」への取り組みを推進するため、「実践の環を広げよう」がコンセプトになっています。
以下のとおり5つの重点課題が示されています。
①若い世代を中心とした食育の推進
②多様な暮らしに対応した食育の推進
③健康寿命の延伸につながる食育の推進
④食の循環や環境を意識した食育の推進
⑤食文化の継承に向けた食育の推進

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