管理栄養士の過去問
第35回
午前の部 問7
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問題
第35回 管理栄養士国家試験 午前の部 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
NCDに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 遺伝的要因は、影響しない。
- わが国の死因別死亡割合は、約4割である。
- 麻しんは、含まれる。
- COPDは、含まれる。
- 発展途上国では、健康課題とはなっていない。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.(誤)
NCDとは非感染性疾患(狭義ではがん、糖尿病、循環器疾患、呼吸器疾患が含まれます。)の事を指します。
NCDには、上記のように遺伝的要因の影響を受ける疾患が含まれます。
2.(誤)
わが国の死因別死亡割合は、8割(2019年)を超えていると発表されています。
3.(誤)
麻しんは感染性疾患であるので、NCDには含まれません。
4.(正)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、NCDに含まれます。
COPDの原因として考えられているのは、生活習慣(喫煙)等が主であると言える為です。
5.(誤)
発展途上国においても健康課題となっています。
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02
NCDとは、WHOが定義しているもので、非感染性疾患のことを指し、
主に、がんや糖尿病・循環器疾患、呼吸器疾患などが含まれます。
1.間違いです。
遺伝的要因は影響することがあります。
2.間違いです。
日本における死因別死亡割合は、特に発表はされていません。
ただ、4割は超えていると考えられています。
3.間違いです。
麻しんは含まれていません。
4.正しいです。
COPDとは、慢性閉塞性肺疾患のことですので、上記に挙げた呼吸器疾患に該当します。
5.間違いです。
発展途上国においても、健康課題として考えられています。
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03
1. 誤
NCDとは、非感染性疾患の事で、心臓発作や脳卒中などの循環器疾患、がんや慢性呼吸器疾患、糖尿病、生活習慣病などがあります。
NCDは遺伝的要因は、影響します。
2. 誤
日本の死亡原因として、がんが最も多く27.9%、次いで心疾患15.3%、その後に脳血管疾患8.2%が続きます。上位の3つの死因がNCDとなります。(2017年時点)
よって約5割が死亡割合となります。
世界的なNCDの死亡割合は71%で、30~69歳で死亡した者のうちの85%が低中所得国で発生しています。
3. 誤
麻しんは、感染症なので、NCDには含まれません。
4. 正
COPDは慢性閉塞性肺疾患なので、NCDに含まれます。
5. 誤
NCDによる死亡率の85%が発展途上国で発生しているため、健康課題となっています。
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