管理栄養士の過去問 第35回 午前の部 問82
この過去問の解説 (3件)
1.栄養スクリーニングは、PDCA サイクル前に行います。
計画(Plan)を立て、計画を実行(Do)し、実行した結果を評価(Check)し、評価をもとに改善(Act)していきます。
2.栄養アセスメントでは、身体計測データ、血液検査データ、食事調査データ、問診から得られたデータなどを用います。
3.栄養ケア計画の目標設定には、優先順位をつけます。
ここに応じた栄養状態を把握することが重要です。
4.栄養に関するリスクを有する者を抽出するのは、スクリーニングです。
栄養モニタリングは、栄養アセスメントで評価し、状態を観察していくことです。
5.正答
栄養ケア計画通りに進まない場合、経過評価をもとに再計画します。
正答は(5)
1.(誤)
栄養スクリーニングは、PDCAサイクルの前段階にあたります。
2.(誤)
栄養アセスメントでは、血液検査データも用いてアセスメントを行います。
3.(誤)
栄養ケア計画の目標設定には、優先順位をつけた目標設定を行います。
4.(誤)
栄養スクリーニングでは、栄養に関するリスクを有する者を抽出します。
栄養モニタリングとは、対象者のリスクに応じて、定期的な栄養状態の評価を行うことです。
5.(正)
栄養ケア計画の見直しには、経過評価を参照します。
栄養ケア・マネジメントとは、個人の栄養・健康状態を把握し、
個人に最適な栄養ケアを行い、健康状態の予防、改善をはかることです。
栄養スクリーニングは、PDCAサイクルの前段階に行います。
栄養スクリーニングで抽出された対象者に対して、
計画(Plan)を立て、
計画を実行(Do)し、
実行した結果を評価(Check)し、
評価をもとに改善(Act)していきます。
栄養アセスメントでは、血液検査データを用います。
栄養アセスメントでは、身体状況、栄養摂取状況、生活状況、心理状況を把握します。
身体状況把握のため、臨床検査の結果を用います。
栄養ケア計画の目標設定には、優先順位をつけます。
長期目標、中期目標、短期目標や課題の必要性、優先性、実現可能性を考慮していくことが必要です。
スクリーニングでは、栄養に関するリスクを有する者を抽出します。
モニタリングでは、栄養ケアの実施状態を観察していきます。
正しいです。
経過評価ではプログラムの実施過程の状況を評価します。
評価結果を考慮し、栄養ケア計画の見直しをすることが重要です。
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