管理栄養士の過去問
第36回
午後の部 問176
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問題
第36回 管理栄養士国家試験 午後の部 問176 (訂正依頼・報告はこちら)
K保育園に勤務する管理栄養士である。
保育園児は、2歳10か月、女児。0歳9か月のときに、小児クリニックで大豆アレルギーと診断された。2歳0か月のとき、自宅でアナフィラキシーを起こし、救急搬送されたことがある。
医師が記載した「保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表」をもとに、大豆・大豆製品を完全除去した給食を提供している。エピペン®を保育園に預けている。
身長90cm、体重13kg、成長の遅滞はみられない。父、母、兄(5歳)と暮らしている。
この設問は、<前問>の続きの設問となります。
翌月の保護者との献立確認時に、その後の状況を把握するための質問内容である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
保育園児は、2歳10か月、女児。0歳9か月のときに、小児クリニックで大豆アレルギーと診断された。2歳0か月のとき、自宅でアナフィラキシーを起こし、救急搬送されたことがある。
医師が記載した「保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表」をもとに、大豆・大豆製品を完全除去した給食を提供している。エピペン®を保育園に預けている。
身長90cm、体重13kg、成長の遅滞はみられない。父、母、兄(5歳)と暮らしている。
この設問は、<前問>の続きの設問となります。
翌月の保護者との献立確認時に、その後の状況を把握するための質問内容である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 兄は、チョコレート菓子を食べなくなったか。
- 大豆が含まれる菓子を家に置かなくなったか。
- 女児が、「ダメ」の注意を聞き入れるようになったか。
- 女児の湿疹はよくなったか。
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この過去問の解説 (3件)
01
アレルギー症状を起こさないためには大豆製品を家に置かないという根本的な対策が必要になります。その確認をするためには「大豆が含まれる菓子を家に置かなくなったか。」の確認が必要です。
【×】子どもの行動を制限することでは対策になりません。
【〇】
【×】子どもの行動を制限することでは対策になりません。
【×】アレルギー症状が起きていないかの確認はできますが、根本的な状況把握にはなりません。
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02
前月(前問)の「お菓子の原材料表示を確認してみてください」というアドバイスを受けての、その後の状況を把握するための質問であることがポイントです。
兄の食事制限の必要はありません。
正解です。
アレルギーの原因である、大豆が含まれる菓子を家に置かなくなったか確認することは重要です。
女児の行動制限であり、お菓子の原材料表示を確認するというアドバイスに対してのその後の状態の把握にはなりません。
病状の把握はできますが、前月のアドバイスに対しての行動の状態の把握にはつながりません。
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03
女児は大豆アレルギーでアナフィラキシーショックを起こし救急搬送されています。よって、大豆製品は徹底的に除去しなければなりません。
まずは家庭に大豆製品が含まれている食品が置かれないことが大切となります。
ですから、その後の状況を把握するための質問として適切なのは2となります。
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