管理栄養士の過去問
第37回
午後の部 問3
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問題
第37回 管理栄養士国家試験 午後の部 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
企業の管理栄養士が、中高年向けの新しい食事管理アプリを開発し、販売することになった。イノベーション普及理論の観察可能性(可観測性)に当たる内容として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 従来の食事管理アプリより、利用料金が安い。
- 食事管理アプリの試用体験会を実施する。
- 毎日の食事内容の入力が簡単である。
- 画面の文字が大きく、見やすい。
- スマートフォンで利用でき、仲間に見せられる。
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この過去問の解説 (3件)
01
イノベーション普及理論とは、新しい技術・商品・考え方を社会にどのように普及させていくかを考えるための理論です。
栄養教育の場合、新しい方法や教材を社会に広めるために用いられます。
イノベーションの普及には、「相対的優位性」「適合性」「わかりやすさ(複雑性)」「試行可能性」「観察可能性(可観測性)」の5つの条件が関係します。
従来の食事管理アプリより、利用料金が安いことは、相対的優位性に当てはまります。
相対的優位性とは、他と比べてそれが優れていると認識されることです。
食事管理アプリの試用体験会を実施することは、試行可能性に当てはまります。
試行可能性とは、本格的な導入の前に効果を認識できる要件のことです。
毎日の食事内容の入力が簡単であることは、わかりやすさ(複雑性)に当てはまります。
わかりやすさ(複雑性)とは、対象者にとってわかりやすいか、ということです。
画面の文字が大きく、見やすいことは適合性に当てはまります。
適合性とは、対象者のニーズにあっているか、ということです。
正しいです。
観察可能性(可観測性)とは、が他の目に触れる度合いで、効果が目に見えて観察できる度合いのことです。
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02
イノベーション普及理論は、
①相対的優位性
②適合性(ニーズに合っているか)
③複合性(わかりやすさ)
④試行可能性
⑤可観測性(利用したことを周囲から観察できるか)
の条件があるという考え方です。
相対的優位性にあたります。
試行可能性にあたります。
複合性にあたります。
中高年向けということなので、適合性にあたります。
可観測性(観察可能性)にあたります。
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03
イノベーション普及理論は、
相対的優位性、適合性、複合性、試行可能性、可観測性の5つの条件が関係します。
相対的優位性にあたります。
試行可能性にあたります。
複合性にあたります。
適合性にあたります。
正しいです。
イノベーション普及理論について理解しておきましょう。
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