管理栄養士 過去問
第39回
問30 (午前の部 問30)

不正解です。

1つの腎臓には約100万個のネフロンがあります。

不正解です。

ヘンレ締結は、近位尿細管と遠位尿細管の間に存在します。

正解です。

近位尿細管では、グルコースが再吸収されます。他、アミノ酸やナトリウム・カリウム・水等も再吸収されます。

遠位尿細管では、水やナトリウムが再吸収されます。

不正解です。

健康成人では、1日に約150Lもの原尿が作られ、そのうち99%が再吸収され、1%の約1.5Lが尿として排泄されます。

不正解です。

健康成人の尿比重は、1.015~1.025に調整されています。

不正解です。

ネフロンとは、腎臓の機能単位のことで、腎小体と尿細管のセットを指します。

1個の腎臓につき、約100万個のネフロンがあるといわれています。

人種や性などの因子により、25万～200万個程度のばらつきがあるようですが、大体の数字を覚えておくと良いでしょう。

不正解です。

ヘンレ係蹄は近位尿細管と遠位尿細管の間に存在します。

腎臓の構造は、近位尿細管→ヘンレ係蹄→遠位尿細管→集合管の順になっています。

ヘンレ係蹄では、水、ナトリウム、塩素、カリウムが再吸収されます。

正解です。

近位尿細管では、水、アミノ酸、グルコース、ナトリウム、カルシウム等が再吸収されます。

腎臓の糸球体で血液中の分子量の大きい物質（赤血球、白血球、血小板などの血球成分やアルブミンなど）が濾過された液体を原尿と言います。

原尿は尿細管にて体に必要な物質が再吸収されます。

不正解です。

健常成人の1日あたりの糸球体濾過量は、約150Lです。

糸球体濾過量（eGFR）は腎機能の指標の一つで、慢性腎臓病（CKD）の重症区分などに使用されています。

不正解です。

健常成人の尿比重は1.001~1.003程度で、おおよそ1.00と覚えると良いでしょう。

尿比重は尿の濃度を指し、高い場合は脱水、低い場合は尿崩症などが疑われます。