管理栄養士 過去問
第39回
問200 (午後の部 問103)
問題文
次の文を読み、問いに答えよ。
K県健康増進課の管理栄養士である。K県では、全国に比べて、男女ともに脳血管疾患と虚血性心疾患の年齢調整死亡率が高い。また、K県では、全国に比べて、男女ともに20歳以上の野菜摂取量の年齢調整平均値が低く、食塩摂取量の年齢調整平均値が高い。
県内のA大学は、県の協力のもと、20歳以上の県民を対象に前向きコホート研究を実施してきた。食塩および野菜の摂取量に関して、高血圧症、脂質異常症、糖尿病の罹患の相対危険を算出したところ、表の結果を得た。この結果を踏まえ、K県民の食事改善に向けたポピュレーションアプロ―チを実施することになった。具体的内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
K県健康増進課の管理栄養士である。K県では、全国に比べて、男女ともに脳血管疾患と虚血性心疾患の年齢調整死亡率が高い。また、K県では、全国に比べて、男女ともに20歳以上の野菜摂取量の年齢調整平均値が低く、食塩摂取量の年齢調整平均値が高い。
県内のA大学は、県の協力のもと、20歳以上の県民を対象に前向きコホート研究を実施してきた。食塩および野菜の摂取量に関して、高血圧症、脂質異常症、糖尿病の罹患の相対危険を算出したところ、表の結果を得た。この結果を踏まえ、K県民の食事改善に向けたポピュレーションアプロ―チを実施することになった。具体的内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

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問題
管理栄養士試験 第39回 問200(午後の部 問103) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文を読み、問いに答えよ。
K県健康増進課の管理栄養士である。K県では、全国に比べて、男女ともに脳血管疾患と虚血性心疾患の年齢調整死亡率が高い。また、K県では、全国に比べて、男女ともに20歳以上の野菜摂取量の年齢調整平均値が低く、食塩摂取量の年齢調整平均値が高い。
県内のA大学は、県の協力のもと、20歳以上の県民を対象に前向きコホート研究を実施してきた。食塩および野菜の摂取量に関して、高血圧症、脂質異常症、糖尿病の罹患の相対危険を算出したところ、表の結果を得た。この結果を踏まえ、K県民の食事改善に向けたポピュレーションアプロ―チを実施することになった。具体的内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
K県健康増進課の管理栄養士である。K県では、全国に比べて、男女ともに脳血管疾患と虚血性心疾患の年齢調整死亡率が高い。また、K県では、全国に比べて、男女ともに20歳以上の野菜摂取量の年齢調整平均値が低く、食塩摂取量の年齢調整平均値が高い。
県内のA大学は、県の協力のもと、20歳以上の県民を対象に前向きコホート研究を実施してきた。食塩および野菜の摂取量に関して、高血圧症、脂質異常症、糖尿病の罹患の相対危険を算出したところ、表の結果を得た。この結果を踏まえ、K県民の食事改善に向けたポピュレーションアプロ―チを実施することになった。具体的内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

- K県内のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、外食店に協力してもらい、野菜の多い料理を販売・提供してもらう。
- A大学の学生を対象とし、減塩のための標語コンテストを実施し、入選作品を広報に掲載する。
- K県の県立病院の受診者を対象に、野菜摂取量増加と減塩の重要性が書かれたチラシを配布する。
- 多くのK県民が利用する駅構内とバス停に、野菜摂取量増加と減塩の重要性に関するポスターを掲示する。
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この過去問の解説 (1件)
01
ポピュレーションアプローチとは、集団全体を対象とし、健康増進や疾病予防に取り組むアプローチのことを言います。
✕ 不正解です。
K県内のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、外食店に協力してもらうことはポピュレーションアプローチとなりますが、野菜摂取量のみに着目した施策となっており、減塩に対するアプローチが不足しています。
✕ 不正解です。
A大学の学生のみを対象としたアプローチであり、ポピュレーションアプローチではありません。
✕ 不正解です。
県立病院の受診者のみを対象としており、ポピュレーションアプローチではありません。
○ 正解です。
不特定多数の人が利用する公共交通機関でのアプローチはポピュレーションアプローチにあたります。さらに、野菜摂取量・塩分摂取量の両方へのアプローチができるポスターを検討しており、適切です。
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