2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)後期
問45 (5 問7)

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 問45(5 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

屋内消火栓設備に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
  • 屋内消火栓箱の上部には、設置の標示のために赤色の灯火を設ける。
  • 加圧送水装置の始動を明示する表示灯は、屋内消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設ける。
  • 1号消火栓の主配管のうち、立ち上がり管は、管の呼びで50mm以上のものとする。
  • 1号消火栓以外の場合は、非常電源の附置は不要である。

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この過去問の解説 (1件)

01

「消防法」上の、屋内消火栓設備に関する問題です。

選択肢1. 屋内消火栓箱の上部には、設置の標示のために赤色の灯火を設ける。

問題文の内容通りです

 

「消防法施行規則第12条(屋内消火栓設備に関する基準の細目)」

第3項

屋内消火栓設備の設置の標示は、次のイからハまでに定めます。

イ 屋内消火栓箱には、その表面に「消火栓」と表示します。

ロ 屋内消火栓箱の上部に、取付け面15度以上の角度の方向に10 m離れたところから容易に識別できる、赤色の灯火を設けます。(ハ以降省略) 】

選択肢2. 加圧送水装置の始動を明示する表示灯は、屋内消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設ける。

問題文の内容通りです

 

「消防法施行規則第12条(屋内消火栓設備に関する基準の細目)」

第2項

【 加圧送水装置の始動を明示する表示灯は赤色とし、屋内消火栓箱の内部または直近の箇所に設けます。 】

選択肢3. 1号消火栓の主配管のうち、立ち上がり管は、管の呼びで50mm以上のものとする。

問題文の内容通りです

 

「消防法施行規則第12条(屋内消火栓設備に関する基準の細目)」

第6号

【 配管は、次のイからリまでの定めに従います。

ヘ:主配管のうち、立上り管は、管の呼び 50 mm以上とします。 】

 

注意) 配管の径は、1号消火栓、2号消火栓などで異なります。(施行令11条で区分されます)

選択肢4. 1号消火栓以外の場合は、非常電源の附置は不要である。

1号消火栓以外の場合も、非常電源の附置は必要である

 

「消防法施行令第11条(屋内消火栓設備に関する基準)」

第3項第1号

【 前2項に規定するもの(1号消火栓が1項2項に該当します)のほか、屋内消火栓設備の設置および維持の技術上の基準は、次の各号の防火対象物または部分の区分に応じ、各号に定めるようにします。

ヘ   屋内消火栓設備には、非常電源を附置します。】

第2号以下各号に、「屋内消火栓設備には、非常電源を附置」は義務付けされます。

 

以上から、非常電源の附置は、全消火設備に当てはめられます

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