ケアマネの過去問
平成22年度(第13回)
介護支援分野 問2

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この過去問の解説 (3件)

01

1:特別養護老人ホームの利用者負担は所得に応じた負担(応能負担)となっており、中高所得者にとっては、特別養護老人ホームなどに入所するより入院のほうが利用者負担が引くくなるため、社会的入院が増加した。

2:一般病院は長期療養に適さず、特別養護老人ホームも不要ではなかった。

5:訪問介護などの福祉分野のサービスは市町村の窓口に、訪問看護などの保健医療分野のサービスは医療機関に申し込みをしなければならなかった。

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02

1 特別養護老人ホームの利用者負担は所得に応じた応能負担のため、中高所得者層にとっては特別養護老人ホームへの入所は負担が大きく、社会的入院が増大しました。

2 社会的入院は増大しましたが、介護保険制度以前は長期療養には一般病院の生活機能は不十分でした。

3,4 正解です。介護保険制度以前の措置サービスである介護サービスでは、利用者が自由に必要なサービスを選択することができず、また競争原理も働かないため、サービスが画一的になりがちでした。

5 介護保険制度以前の老人保健サービスは、訪問介護サービスは市町村の窓口、訪問看護は医療機関に申し込みをする必要がありました。

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03

1.負担は一律ではなく、所得に応じて支払う費用は異なっていました。中高所得者の場合には病院のほうが利用料が安く、制度間に不整合な点がありました。

2.特別養護老人ホームは不要ではなく、不足している状態でした。退院後の受け皿が無いことが社会的入院を増加させた大きな原因です。

3.設問の通りです。

4.設問の通りです。

5.訪問看護は医療機関、訪問介護は市町村の窓口への申し込みが必要でしたが、利用しにくいということはありません。

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