ケアマネの過去問
平成22年度(第13回)
介護支援分野 問24

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問題

ケアマネジャー試験 平成22年度(第13回) 介護支援分野 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

居宅介護支援事業所に、病院の医療ソーシャルワーカーから「近日中に退院する高齢者がいる。本人に頼まれたのでお願いしたい」と居宅介護支援の依頼が入った。高齢者は要介護2であり、本人は在宅での生活を希望しているが、家族は自宅への受け入れに消極的である。事業所の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 自宅療養が可能であることを、病院から家族に説明してもらうよう依頼した。
  • 自宅での療養上の注意事項について聞くため、医師に面談を申し入れた。
  • 本人と家族の意向が異なるので依頼は受け付けられないと回答した。
  • 家族と面談し、直ちに老人ホームへの入所申請を行うよう強く勧めた。
  • 本人および家族と充分話し合い、当面、ショートステイの計画的な利用を提案した。

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この過去問の解説 (3件)

01

3 利用者と家族の意向が異なる場合には、双方の意見の調整を行わなければなりません。

4 利用者本人が在宅での生活を希望しているため、家族の意向通りに直ちに老人ホームへの入居申請を行うのは適切ではありません。


1、2 正解。利用者の自宅療養は可能であるが、家族の意向が消極的な場合、病院から家族に説明してもらうように依頼したり、自宅での療養上の注意事項を聞いておくことは適切です。 

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02

1.医療との連携という意味で適切な判断です。

2.医療との連携という意味で適切な判断です。

3.正当な理由なく、拒否することはできません。双方の意見を聞いて調整するのが介護支援専門員の仕事です。

4.本人の希望を無視した行為であり、適切とはいえません。介護支援専門員は利用者の意思や人格を尊重し、公正中立な立場でアドバイスを行なう必要があります。

5.ベストな判断かどうかはわかりませんが、両方の立場を理解した上でのアドバイスであり、適切であるといえます。

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03

本人と家族の意向が違うことから、医師など病院スタッフより在宅生活の可能性など情報収集する必要がある。できる限り本人の意向に沿うよう、病院からの情報収集を踏まえ、家族に対して、様々な介護サービスの利用で家族の介護負担も軽減できる計画を提案することで、在宅生活に対する理解を深めてもらい、病院側からもその点を説明してもらう。

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