ケアマネの過去問
平成30年度(第21回)
介護支援分野 問1

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問題

ケアマネジャー試験 平成30年度(第21回) 介護支援分野 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

介護保険法第1条(目的)に規定されている文言として正しいものはどれか。2つ選べ。
  • 高齢者の権利利益の擁護に資する
  • 高齢者の心身の健康の保持及び生活の安定を図る
  • 国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図る
  • 有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができる
  • 高齢者の居住の安定の確保を図る

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この過去問の解説 (5件)

01

1.✖ 高齢者の権利利益の擁護には言及されていません。

2.✖ 高齢者の心身の健康の保持及び生活の安定を図ることには言及されていません。

3.〇 国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることは、明記されています。

4.〇 有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように、必要な保健医療サービスや福祉サービスの給付を行うために介護保険制度が設けられました。

5.✖ 高齢者の居住の安定の確保を図ることは言及されていません。

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02

介護保険法第1条を確認すると答えが出ます。

1.× この内容は「高齢者虐待防止法」にあります。

2.× この内容は「老人福祉法」にあります。

3.○ 第1条の文末あたりに規定があります。

4.○ 要介護状態になっても、サービス利用やリハビリをして、自立した生活を目指します。

5.× 「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」にあります。

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03

正解は3、4です。

以下、介護保険法第1条(目的)の全文です。
 この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。

1 . 上記より、高齢者の権利利益の擁護に資する、という記述はありません。

2 . 上記より、高齢者の心身の健康の保持及び生活の安定を図る、という記述はありません。

3 . 上記より、国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図る、という規定があります。

4 . 上記より、有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができる、という規定があります。

5 . 上記より、高齢者の居住の安定の確保を図る、という記述はありません。

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04


1 ×高齢者虐待法第一条に記載されています。

2 × 老人福祉法第一条に記載されています。

3 ○介護保険法第一条に記載されています。

4 ○介護保険法第一条に記載されています。

5 ×高齢者の居住の安定確保に関する法律の第一条に記載されています。

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05

介護保険 第1条
この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保険医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする

1:× 高齢者の権利利益の擁護に資すると記述がないため誤りです
2:× 高齢者の心身の健康の保持及び生活の安定を図るという記述がないため誤りです
3:〇 正解です
4:〇 正解です
5:× 高齢者の居住の安定の確保を図ると記述がないため誤りです

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