ケアマネの過去問
令和3年度(第24回)
介護支援分野 問18

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問題

ケアマネジャー試験 令和3年度(第24回) 介護支援分野 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

要介護認定について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 一次判定は市町村が行い、二次判定は都道府県が行う。
  • 介護認定審査会は、都道府県が定める基準に従い、審査判定を行う。
  • 一次判定で非該当となった者についても、二次判定を行う。
  • 第2号被保険者の二次判定では、要介護状態の原因である身体上又は精神上の障害が特定疾病によって生じたものかどうかも審査する。
  • 介護認定審査会は、被保険者の要介護状態の軽減又は悪化の防止のために必要な療養について、市町村に意見を述べることができる。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は3・4・5です。

3→要介護認定は、コンピューターによる一次判定と、介護認定審査会による二次判定で行われます。一次判定で非該当であっても、二次判定を行います。

4→第2号被保険者が要介護認定を受けるためには、特定疾病であることが必要です。よって、特定疾病によって生じたものかも審査されます。

 

5→介護認定審査会は、被保険者の要介護状態の軽減又は悪化の防止のために必要な療養について、市町村に意見を述べることができます。また、このケースでは、利用できるサービスの種類が指定されます。

各選択肢については、以下のとおりです。

1→3と同様、要介護の認定を行うのは市町村です。都道府県が行うことはありません。よって誤りです。

2→介護認定審査会の基準は、国が定めます。都道府県が定めるものではありません。よって誤りです。

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02

解説は以下のとおりです。

選択肢1. 一次判定は市町村が行い、二次判定は都道府県が行う。

不適切です。一時判定は、認定調査を元にコンピュータが判定し、二次判定は介護認定審査会にて行います。

選択肢2. 介護認定審査会は、都道府県が定める基準に従い、審査判定を行う。

不適切です。介護認定審査会では、認定調査結果と主治医意見書を元に、医師や介護支援専門員などの有識者で構成された委員が審査します。

選択肢3. 一次判定で非該当となった者についても、二次判定を行う。

適切です。一時判定で非該当となっても、二次判定となる介護認定審査会で認定されることがあります。

選択肢4. 第2号被保険者の二次判定では、要介護状態の原因である身体上又は精神上の障害が特定疾病によって生じたものかどうかも審査する。

適切です。第2号被保険者の場合は、特定疾病に該当していることが必要です。

選択肢5. 介護認定審査会は、被保険者の要介護状態の軽減又は悪化の防止のために必要な療養について、市町村に意見を述べることができる。

適切です。(介護保険法第27条5)

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03

正解は3・4・5です。

1.✖ 一次判定はコンピュータが、二次判定は保険者である市町村が設置した介護認定審査会が行います。

2.✖ 介護認定審査会は、一次判定の結果と主治医の意見書等に基づき審査判定を行います。

3.〇 その通りです。

4.〇 その通りです。2号被保険者の場合は、特定疾病によって生じたものであるかという点も審査されます。

5.〇 その通りです。介護認定審査会は、市町村に意見を述べることができます。

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04

正解は3.4.5です。

1.介護認定調査は、コンピュータによる一次判定、保険者である市町村が設置した介護認定審査会が二次判定を行います。

2.介護認定審査会は、高齢者の心身の状況調査及び主治医意見書に基づくコンピュータ判定の結果(一次判定)と主治医の意見書等に基づき審査判定を行います。

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