ケアマネの過去問
令和3年度(第24回)
保健医療サービスの知識等 問40
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問題
ケアマネジャー試験 令和3年度(第24回) 保健医療サービスの知識等 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の臨死期のケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。
- つじつまの合わないことを言う場合も、それを否定せずに対応する。
- 反応がないように見えても、いつもどおりの声かけをする。
- 息苦しさが楽になるように、常にベッドを平らにする。
- 口腔内の保湿や清潔を保つ。
- 急変時の対応は、そのときに考えればよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は1・2・4です。
1→臨死期のケアに限らず、高齢者を否定するケアは推奨されていません。
2→反応がないように見えるだけで、意識や聴覚が保たれている場合もあります。
4→口呼吸の場合、口腔内が乾燥します。保湿や清潔を保つことが必要です。
その他の選択肢については、次の通りです。
3→息苦しさが楽になるように、ベッドの角度をつけて様子を観察します。常に平らにするのではありません。よって誤りです。
5→急変時の対応は、家人・スタッフなどで話し合い、あらかじめ決めておきます。そのときに考えるのではありません。よって誤りです。
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02
正解は1、2、4です。
1.〇 その通りです。どんな場面でも高齢者を否定するケアは不適切です。
2.〇 その通りです。聴覚は最後まで保たれている場合もあります。
3.✖ 息苦しい場合、ヘッドアップした姿勢の方が呼吸が楽になります(起坐呼吸)。
4.〇 その通りです。誤嚥性肺炎のリスクがあるので、口腔ケアが重要です。
5.✖ 状況が変わることが多いので、あらかじめ家族・主治医・関係者等で対応方法について決まり事をつくっておくと良いとされています。
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03
正解は1.2.4です。
3.息苦しい場合、常にベッドを平らにするより角度をつける方が、横隔膜への圧迫が避けられます。
5.臨死期のケアでは、状態が常に変わりますので、状態に応じた急変時の対応を考えておく必要があります。
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