2級建築施工管理技士 過去問
平成30年(2018年)前期
問16 (ユニットB 問16)

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問題

2級建築施工管理技士試験 平成30年(2018年)前期 問16(ユニットB 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

自動火災報知設備の感知器に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 差動式分布型熱感知器は、湯沸室や厨房などの温度変化が激しい場所に適している。
  • 定温式スポット型熱感知器は、火災時の熱により一局所が一定温度に達することにより作動する。
  • 光電式スポット型煙感知器は、火災時の一局所の煙により光電素子の受光量が変化することにより作動する。
  • 光電式分離型煙感知器は、天井が高い場合や吹抜けモール部分などの場所に適している。

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この過去問の解説 (3件)

01

不適当なものは「差動式分布型熱感知器は、湯沸室や厨房などの温度変化が激しい場所に適している。」です。

選択肢1. 差動式分布型熱感知器は、湯沸室や厨房などの温度変化が激しい場所に適している。

差動式分布型熱感知器は、温度の上昇率が一定値以上になった場合に作動する為、温度変化の少ない事務室などに採用されます。
厨房などの火気を取り扱う室は温度が急激に上昇するおそれが有るため、 定温式スポット型熱感知器が適しています。

選択肢2. 定温式スポット型熱感知器は、火災時の熱により一局所が一定温度に達することにより作動する。

定温式スポット型熱感知器は、設問のとおり火災時の熱により一局所が一定温度に達することにより作動するもので、厨房などの温度変化の激しい室に採用されます。

選択肢3. 光電式スポット型煙感知器は、火災時の一局所の煙により光電素子の受光量が変化することにより作動する。

光電式スポット型煙感知器は、設問のとおり火災時の一局所の煙により光電素子の受光量が変化することにより作動します。

選択肢4. 光電式分離型煙感知器は、天井が高い場合や吹抜けモール部分などの場所に適している。

光電式分離型煙感知器は、赤外光を発する送光部とそれを受ける受光部を5m~100mの距離に対向設置し、この光路上を煙が遮ったときの受光量の変化で火災を検出し作動するため、設問のような天井が高い場合や吹抜けモール部分などの場所に適しています。

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02

不適当なものは【差動式分布型熱感知器は、湯沸室や厨房などの温度変化が激しい場所に適している。】です。

選択肢1. 差動式分布型熱感知器は、湯沸室や厨房などの温度変化が激しい場所に適している。

差動式分布型熱感知器は、一定の時間における温度上昇の変化によって火災を検知するものです。
湯沸室や厨房などの温度変化が激しい場所での使用には向いていません。

選択肢2. 定温式スポット型熱感知器は、火災時の熱により一局所が一定温度に達することにより作動する。

低温式スポット型熱感知器は、火災時の熱により一局所が一定温度に達することにより作動します。

選択肢3. 光電式スポット型煙感知器は、火災時の一局所の煙により光電素子の受光量が変化することにより作動する。

光電式スポット型煙感知器は、火災時の一局所の煙により光電素子の受光量が変化することにより作動します。

選択肢4. 光電式分離型煙感知器は、天井が高い場合や吹抜けモール部分などの場所に適している。

光電式分離型煙感知器は、天井が高い場所や吹抜けモール部分などの場所に適しています。

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03

正解は【差動式分布型熱感知器は、湯沸室や厨房などの温度変化が激しい場所に適している】です。

選択肢1. 差動式分布型熱感知器は、湯沸室や厨房などの温度変化が激しい場所に適している。

差動式分布型熱感知器は、一定の時間における温度上昇の変化によって火災を検知するため

温度変化の少ない事務室等に適しています。

 

※問題を解く際は下線部に着目しましょう。

選択肢2. 定温式スポット型熱感知器は、火災時の熱により一局所が一定温度に達することにより作動する。

設問の通りです。

選択肢3. 光電式スポット型煙感知器は、火災時の一局所の煙により光電素子の受光量が変化することにより作動する。

設問の通りです。

選択肢4. 光電式分離型煙感知器は、天井が高い場合や吹抜けモール部分などの場所に適している。

設問の通りです。

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